◇ お急ぎのデータ復旧を強くサポート:頻度あいまい検索による復旧優先順位の解析

大容量ドライブの状態は変わりやすいため、適切な処置の有無が成功可否を分けます。 この性質上、ファイルシステム等の手掛かりからファイルの優先順位を解析し、 それを元にスキャンを組み込む技術が必要となりました。 それを実現するのが「ファイルシステムの形状」から解析する頻度あいまい検索(弊社独自開発)です。

◇ ファイルシステムの形状?

ファイルシステムは、使い方によって「形状」ができます。なぜなら、同じような場所に似たサイズを入れていくと、同じアルゴリズムで作用するゆえに、格納状況に関する「形状」が似てきます。お客様が希望されるファイル位置の推測がしやすくなります。
※ もちろん「ドライブが正常」ならば、ファイルの位置については「インデックス」から取得します。しかし、正常ではないドライブは、出来る限りアクセスの手数を減らしたい(ドライブ悪化を防ぎます)ために、インデックスからの取得は行いません。純粋に「形状」と「ファイルの実部」から素早く復旧する手法が最善です。さらにこの「インデックス」の区間はアクセス頻度が普段から高いためにドライブを悪化させる「不良セクタ」が多いのです。「インデックス」がなくても復旧できるのなら、アクセスしないのが一番です。

◇ そして、頻度あいまい検索です

この検索結果に、別の調査結果(ビット腐敗等)およびご指定データ(デジカメなど)等を入れますと、「ファイルの集まり方」等の「最小限の情報」で確信の持てるファイルの優先順位が得られます。この「最小限の情報」というのが大事で、壊れかけドライブは調査すらも「壊れるリスク」が発生いたしますので、調査は最小限に済ませ、データを取り出しに行くアルゴリズムが、とても利用価値の高いものになってきております。
※ ファイル名高速検索機能に付属の「頻度あいまい検索」です。

創業前より、データ復旧技術・データ復旧ソフトウェアの自社開発・研究を行っております。
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