S.M.A.R.T.について
[即利用停止を推薦]

こんな指標はただの「遊び」です。
実際、これを信じてデータ損失の被害が相次いでいるわけですから、
ふざけすぎです。

自己診断機能“S.M.A.R.T.”(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)をドライブから取得して、 その変化を計算することにより、事前に故障を「予測すること」が、できるとされております。

大事なドライブに対し、S.M.A.R.T.を不良セクタの判定には利用しないでください。
このS.M.A.R.T.の不良セクタ検出率は80%から90%程度しかありません。10%は誤判定です。
このような精密な分野でこの精度ではまったく使い物にならないため、ご注意ください。
さらに、メーカによっては不良セクタの検出自体が行えない0%もあります。
なぜならS.M.A.R.T.にドライブの状態を反映させること自体が義務ではないためです。

以下、FromHDDtoSSDに搭載されているS.M.A.R.T.を活用する各機能の説明ですが、今後は使わないでください。

S.M.A.R.T.数値変動グラフ: 数日分(約7日)の変動を記録しております。

  • グラフ内部をクリックすると、
    現在値、データに関しまして、その表示を切り替えることができます。
  • スキャンA、スキャンB、解析結果(左下グラフ):
    独自の故障予測スキャンの結果を表示しております。
  • 中央にある緑の線が中央に安定すれば正常、
    上下に振れてブルーゾーンを超えると、異常判定になります。
  • 状態範囲の「レッドゾーン」に入った場合は、ドライブ換装をお勧めいたします。
  • 再描写:各グラフを再描写します。
  • 再解析:故障予測の演算部に再解析を促すキューを投げます。

技術パートナー様およびこの試みに賛同いただいたユーザ様のご協力 深く感謝いたします。その故障個所・不良セクタの種類・不良セクタの分布・故障発生前後の状況など 壊れやすい状況・アクション・内容を整理したうえソフトウェアにいたしました。

ビッグデータを利用してドライブの故障予測を実施いたします。
負荷も軽いゆえ普段のご利用にはこちらの機能をご活用ください。

バックアップ先が機能していなかったという場合を多くうかがいます。
なぜなら、ドライブは書き込み側よりも読み込み側が壊れやすい性質を持つためです。
エラーのセクタが検出され、そこではじめて「エラー」が返されます。
それまでは正常な動作をふるまうため、気が付いたときには手遅れとなります。

ここで、S.M.A.R.T.からそのような読み込み不良の状況を確認できるのでは?
たしかに属性0x07などがあります。
しかし、そのような属性でバックアップを壊す読み込み不良を検出することはできません。
これについてはメーカを問わず「検出率はほぼ0」と断言します。

結局、S.M.A.R.T.は「遊び」と割り切るしかないです。これに頼っては絶対になりません。