■ S.M.A.R.T.コンセンサス 操作方法
※ S.M.A.R.T.情報をビッグデータ解析のち、的確な判断を実施いたします。
本機能は「全エディション」で対応いたします。[>> ライセンスについて]
● 4番から、S.M.A.R.T.ビューを起動したいドライブを「ダブルクリック」いたします。
はじめ、起動いたしますと上のようなスクリーンショットになります。この状態でも従来のS.M.A.R.T.情報を拝見することができます。
そして、ビッグデータに関する設定はデフォルトにて「無効(12番のチェックがオフ)」となっておりますので、これを有効にいたしますと、S.M.A.R.T.コンセンサス(13番)が動き始めます。
S.M.A.R.T.コンセンサスは、ビッグデータおよび判断を決定する材料(全一致まで処理を繰り返します)で最終結果を出します。
まず、こちらでビッグデータ通信設定を有効にいたしましたのち、12番のチェックをオンにいたします。
チェックをオンにいたしましら、S.M.A.R.T.ビューを一旦閉じまして、開き直します。
これは、S.M.A.R.T.ビューが起動する際に、必要な処理が行われる仕組みとなっているためです。
● 12番は、ビッグデータ通信許可に関する設定で、このチェックを入れますと、次回S.M.A.R.T.ビュー立ち上げ時より有効となります。
※ この他、全体設定に関するこちらも有効にする必要がございます。
通信中、上のようなダイアログが出てきます。
なお、時間を要する場合は「1番」のボタンでスキップにも対応いたしました。
※ スキップいたしましても、残り分は次回時に処理されますので、問題ございません。
上のスクリーンショットの場合、材料不足としてコンセンサスより「完全スキャン10%以上」を要求されております。
この場合、一旦S.M.A.R.T.ビューを閉じまして、完全スキャンを10%以上実行いたします。
完全スキャン機能を10%以上、実行いたします。
※ 先程の場合、10%を超えましたら、「強制終了」で構いません。要求内容を満たせば、評価が再開されます。
コンセンサスの評価が決定いたしました。
※ 正常(晴れマーク)、注意(曇りマーク)、交換(雨マーク)の3評価で分かり易く判定いたします。
※ 「事由」ボタンをクリックいたしますと、さらに詳しい解説がメッセージボックスで表示されます。
※ Build:2250より、ドライブの寿命を延ばす「再生中(青空マーク)」が加わります。
ヘッド先端の汚れなどで出力(読み出し)が落ちてくる物理障害が多くなっており(蓄積させると「ヘッド交換」しか救う方法がありません)、
これを防ぐためのアルゴリズムを搭載し、これが稼働中である事を示すコンセンサスとなっております。
このアルゴリズムはドライブの「弱い部分」をビッグデータ解析いたしまして、得る事ができましたので、そのまま搭載します。