
【データ復旧】FromHDDtoSSD
S.M.A.R.T.コンセンサス
目次 [INDEX]
S.M.A.R.T.コンセンサス機能

12番:S.M.A.R.T.コンセンサス機能の有効化
S.M.A.R.T.だけでは判断できない兆候を、ビッグデータと統合し評価する新機能です。
チェックを入れることで、13番のS.M.A.R.T.コンセンサスが動き出します。
- 通信を伴う機能のため、事前に通信許可をいただける場合に限り有効化してください
- ビッグデータポリシーはこちら
13番:S.M.A.R.T.コンセンサスとは?
S.M.A.R.T.単体では見抜けない異常を補完するために、
- 他の評価要素(例:完全スキャン結果、使用傾向)
- ビッグデータ(クラウド/ブロックチェーン)との統合
を通じて、多角的にドライブ状態を総合判断する仕組みです。
材料不足エラーとその解決手順
以下のように、「評価に必要な材料が不足」として、追加スキャンが要求される場合があります:
例)
「完全スキャン10%以上」の実行を要求(赤丸表示)

対応方法
- 一度、S.M.A.R.T.ビューを閉じます。
- 対象ドライブに対して、完全スキャンを10%以上実行してください。
→ 10%超えた時点で [強制終了]でもOK - 条件が満たされると、コンセンサス評価が自動的に再開されます。

評価結果の表示
S.M.A.R.T.コンセンサスの評価結果は、視覚的に分かりやすく表示されます:

- 正常(正常稼働を継続可能)
- 注意(異常の予兆あり、定期チェック推奨)
- 交換(物理的劣化が進行、交換推奨)
- 再生中(Build:2250以降)
→ 自動処置が働いて改善傾向にある状態です。
「事由」ボタンをクリックすると、詳細な評価理由が表示されます。
通信の安全性について
ビッグデータの送受信時には、待機ダイアログが表示されます。

- 弊社サーバと直接通信します
- ユーザ様の明示的な操作なしに自動通信が行われることはありません
- デフォルト設定では機能はオフになっており、安全設計を遵守しています
ビッグデータ受信結果が「正常」の例
このように、ビッグデータの解析により「正常」と評価された場合、
S.M.A.R.T.単体では検出困難だった安心要素を補強することができます。
