
FromHDDtoSSD v2 v3 時短スキャン
ドライブの不良セクタ検査時間を大幅短縮
大容量ハードディスクに便利な機能 – 時短スキャンの使い方
■ 1. 機能概要
「時短スキャン」は、大容量HDDにおいても短時間で効率的に不良セクタの有無をチェックできるスキャン方式です。
同時に複数ドライブを選択・スキャンでき、検査時間を大幅に短縮できます。
■ 2. 起動方法

- メニュー【完全・詳細スキャン設定】を開きます
- 設定ダイアログ内の赤丸で示された【時短スキャン実行】にチェックを入れます
- 検査対象となるドライブを選択(※複数同時選択OK)
- 右上のボックス【時短スキャン by v2(HDD)】をクリックで実行します

■ 3. 詳細ビュー(スキャン中の視覚情報)

【1番】転送速度グラフ
リアルタイムで読み取り速度の変化をグラフ化。完全スキャン中にも確認可能です。
【2番】表示切り替え
複数の表示モードを切り替えて、グラフの視認性を最適化します。
【3番】速度変化の軌跡を保持
転送速度の「変動の履歴」を軌跡として記録し、パフォーマンスの揺らぎを可視化します。
【4番】CSV出力
スキャン中の速度データをCSV形式で保存可能。
※出力順序は【5番】のボックスで指定(事前に入力されている文字列がキーとなります)
■ 4. 補足:どんなときに使う?
- 容量が1TB以上のHDDの定期検査に
- 複数のHDDを一気に検査したいときに
- 転送速度に異常がないかを視覚的にチェックしたいときに
Point
時短スキャンは“精度重視の完全スキャン”と併用可能です。まず「時短スキャン」で不良兆候がないか確認し、必要に応じて「完全スキャン」や「統計スキャン」へ進むのが効率的です。
メニュー「完全・詳細スキャン設定」の設定ダイアログから以下赤丸部分の「時短スキャン実行」をご選択ください。
スキャン対象ドライブを選択。このとき、同時検査に対応できますので複数選択もOKです。
同時スキャン対応により時短スキャンでも大容量ドライブの検査時間を大幅に短縮することができます。
