
ドライブ検査:数日かかる検査を劇的時短
―― 長年の実績:8TB超の大容量HDDを時短検査
ドライブの容量と検査時間は比例しながら増大します。
特に8TBを超える大容量HDDでは、完全スキャン検査では数日単位の時間がかかる場合があります。
実際の業務環境で検査時間が長くなりすぎると、本格運用再開までの時間に大きく影響してします。
そこで、大容量ドライブの検査時間を短縮するため、独自の機能を実装しております。
推論・予測アルゴリズムによる検査時間の短縮
長年に渡る検査・復旧実績をもとに「独自の推論・予測アルゴリズム」を開発・活用します。
ドライブの挙動や検査結果の傾向から「重点的に確認すべき領域」と「優先度を下げられる領域」を判断して、不要な検査をできる限り削減します。
これにより、必要な精度を保ちながら検査時間を大幅に短縮することが可能になります。
頻度あいまい検索とドライブ検査の融合

データ復旧向けに開発した「頻度あいまい検索」機能をドライブ検査にも応用します。
使用されているセクタを中心に検査することで検査時間を大幅に短縮するための機能です。
ドライブ全体を最初から最後まで検査すると未使用領域まで含めて広範囲を読み取ることになり、検査時間が長くなります。
そこで本機能を活用します。
データの使用量が少ない場合は実際に使用されているセクタの割合も少ない可能性があります。
その点に着目し、使用されている可能性の高いセクタを中心にドライブ検査を実行することで検査時間の短縮を図ります。
データ復旧で用いている「有効なデータが存在する可能性の高い領域を優先して探す」という考え方をドライブ検査へ応用したものです。
もちろん未使用領域であっても「劣化や潜在的な不良セクタが発生している可能性」はあります。
いわゆるビット腐敗やまだ表面化していない不良を確認するには「完全スキャンが必要」になります。
そのため「完全スキャンと時短系スキャンを組み合わせる」ことで、日常的な検査の効率化を図りながらドライブ全体の安全性も確認できる仕組みを確立しております。
必要なときには全体をしっかり検査し、日常的には使用領域を中心に効率よく確認する。
目的に応じて検査方法を使い分けることで、より実用的なドライブ検査を実現します。
ドライブの不良セクタ検査時間を大幅短縮
大容量ハードディスクに便利な機能 – 時短スキャンの使い方

機能概要
「時短スキャン」は大容量HDDにおいても短時間で効率的に不良セクタの有無をチェックできるスキャン方式です。
同時に複数ドライブを選択・時短スキャンすることもできます。
起動方法

メニュー【完全・詳細スキャン設定】を開きます。
設定ダイアログ内の赤丸で示された【時短スキャン実行】にチェックを入れます。

④から、検査対象となるドライブを選択(※複数同時選択OK)右上のボックスの①【完全スキャン】をクリックで実行します。

補足:どんなときに使う?
- 容量が1TB以上のHDDの定期検査
- 複数の大容量HDDを一気に検査
- 6TB 8TBが当たり前の時代で時短で検査するには本機能が便利
使い方のポイント
時短スキャンは完全スキャンと併用します。
まず定期的な検査(週に一度程度)では「時短スキャン」で不良兆候がないか確認します。
次に必要に応じて月に一度程度「完全スキャン」や「統計スキャン」へ進むのが時間的にも効率的な方法です。
複数のドライブを選択可能=同時に時短検査OK
このとき、同時検査に対応できますので複数選択もOKです。
同時スキャン対応により、時短スキャンでも複数の大容量ドライブを同時に処理できることによって検査時間を「さらに」「大幅に」短縮することができます。
