【データ復旧】FromHDDtoSSD
論理障害の復旧設定



メニューの「完全・詳細スキャン設定」より、「データ復旧: 論理解析 アドバンストデータ復旧」を選択します。
その後、対象ドライブをリストから選び、2番の「詳細スキャン」をクリックします。



立ち上がったFSエディタにて、1番目の「正順」を選択し、「適用 → OK」を実行します。



論理障害の復旧時にも不良セクタ危険予知(ミリセカンド検査)を必ずご活用ください。
以下の手順で設定を行います:

  • 「>>自動リスク管理ウィンドウ」をクリックして表示しておきます。
  • 右下にある「不良セクタ危険予知 設定」ボタンをクリック。
  • 中央の選択肢を選んで「OK」をクリック。
  • リカバリエディション / プロエディションをご利用の方は、最下部の選択肢を有効にできます。

本機能は、ドライブに存在するビット腐敗(内部で静かに増殖するエラー)に対し、復旧前からリスク管理を行うことを目的としています。





設定完了後、復旧対象の領域ノードを右クリックし、「ディレクトリ構造解析」を選択します。
完了まで約5分を要しますが、ドライブの状態によっては30分程度かかる場合があります。

解析後、以下のように分類されたフォルダが表示されます:

  • Root:正常に見つかったファイル・フォルダ
  • Delete:削除済みファイル・フォルダ
  • Separation:ファイル構造から孤立して見つかったファイル群

ファイルシステムが壊れていても、ファイル自体が見つかれば復旧可能です。
構造が消失して位置情報が失われたファイル群はSeparationフォルダに格納されます。



復元したいフォルダまたはファイルにチェックを入れ、「ファイル復元」ボタンで書き出しを実行します。
不良セクタ危険予知モニタは閉じずにそのままご利用ください。ファイル復元中もリアルタイムでモニタリングされます。