パソコン(サーフェイス)が故障いたしますと、はじめは「メーカさんの修理」を考えます。しかし、パソコンの修理だけでは、データが戻りません。メーカさんの修理は、ドライブが新品に交換され「購入時の状態」になります。これでは、今までためてきた、大事なデータが全て失われます。外付けなどにバックアップがあれば、そこから、各データを戻すことになります。

そこで弊社では、パソコン修理サービスが付属しておりますので、メーカさんを経由せずに、修理作業まで完結できます。

◇ メモリの故障に関しまして

メモリはコンピュータの生命線です。メモリのデータ化けは、微量でも絶対に許されません。データが化けないのが「前提」です。コンピュータ上を走る各プログラムは、メモリの内容が常に正しいことを「前提」に動いております。状況によっては、データ化けが「論理障害」まで引き起こし、大事なデータを破壊してしまう可能性も十分に存在いたします。

◇ 電力不足による演算エラー

最近では少なくなりましたが、CPU周辺のコンデンサが破損し、その影響で動作不能となる障害を多数拝見いたしました。なお、すぐに修理へご依頼いただけますと、データへの影響はほとんどなく、データ復旧の必要性はありません。しかし、粘って使用されていると、データに対しましても、かなりの影響が出てきます。「国産コンデンサ」の場合は影響がないため、今でも「高品質国産コンデンサ」という表記をみかけると思います。

◇ ビデオチップ(グラボ)の熱損傷

ノートパソコンで多発する故障となります。熱を大量に出すチップは「CPU」ですが、その次が「ビデオチップ(GPU)」です。GPUが破損する理由としては、CPUはきちっと保護されるにもかかわらず、GPUは熱伝導シートだけ、というケースが多いためです。CPUと比べて、発熱を軽く見られてしまい、その影響で動かなくなるわけです。ビデオ系統を司るため、画面が一切でなくなりまして、通常使用は困難です。

◆ 修理パターンをまとめてみます

◇ 購入時の状態に修理する(初期化する)場合 [メーカ修理]

破損した部品が交換され、購入時の状態(最初の状態)に初期化される修理方法となります。
※ 動作いたしますがデータは全て失う形となります。

◇ 購入時の状態に修理し、さらにデータを温存する場合 [データ復旧+修理]

ハードディスク(SSD)を取り出しまして、そこからデータを復旧する作業を実施いたします。次に、破損した部品が交換され、購入時の状態(最初の状態)に初期化される修理方法となります。
※ データを温存した上、「パソコン修理」まで完結いたします。

◇ データ温存のみの場合 [データ復旧]

ドライブを取り出しまして、そこからデータを復旧する作業を実施いたします。
※ 新しいパソコンに乗り換える場合は、データ復旧のみで問題ないと思います。

macintosh

損傷を起こしたドライブ内部の損傷個所を交換するクリーンルーム作業を実施可能です。2005年より対応しておりまして、17年間、しっかりとした作業を実現しております。

損傷を起こしたハードディスクのモータ交換にも対応可能です。さすがに少なくはなりましたが、それでも流体軸受の焼き付きによる回転不能、よくございます。