ドライブ故障時のエラーメッセージについて

パソコンの起動には複数のプロセスを通過させる必要があります。その通過でエラーが出ますと、エラーメッセージが出て、そこで停止します。Windowsの場合は、エラー画面に「ブルー画面」「ブルースクリーン」「QRコード」などがあります。OSXの場合は、起動中のアップルのロゴでフリーズいたします。Linux / UNIXの場合は「カーネルパニック」と呼ばれ、完全に停止いたします。

データ復旧サービスのための研究

ドライブの状態、ファイルシステム損傷度合い、データ配置を高速計算し、安定した復旧成功率を確保しております。お客様からご相談をいただき次第すぐに調査いたします。

例えば以下のS.M.A.R.T.です。苛酷な環境下で安定した動作を確保するため、あえて「ホコリ」の舞う空間でデータスキャンを実験した後の取得データです。このような状況下で動作挙動のデータを取り出し、データ復旧技術の向上を図っております。

エラーメッセージの例


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[データ復旧可能]
何らかの原因でドライブよりデータが読み込めない場合やドライバ周りで異常が発生した場合などに、発生いたします。今回用意いたしましたスクリーンショットの場合、0x0000007Eのほか0xC0000006などが見受けられこのエラーコードはドライブのハンドル消滅(INVALID_HANDLE)ゆえ 起動中にヘッドクラッシュを起こし、認識しなくなったと捉える事ができます。STOP:以降のエラーコードを控えましてお問い合わせいただけますとより一層技術面寄りのお話ができると思います。


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[データ復旧可能]
一度、起動に失敗いたしますと次回より起動直後に表示されます。ここで通常起動およびセーフモードを選択することができますがシステムに重い損傷がある場合やドライブが壊れている場合、どちらも起動に至らなくなりますので初期診断が必要です。


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[データ復旧可能]
システム周りのエラーです。 この場合ほぼ間違いなくドライブに何らかの障害が発生しておりますので、これ以上の電源投入は避けデータ復旧サービスまでお問い合わせください。


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ブートを渡せず停止した場合です。MBR(GPT)の起動コード、または起動先が壊れた状態です。 ブート情報はドライブに存在いたします (注:パソコンのROMなどにあるのはドライブを呼ぶまでのプログラムです。ブート情報は別に必要で ドライブの先頭に入れると決まっています)のでそれが破損した場合、起動できません。


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OS起動中を知らせるロゴがフリーズして、その先に進まなくなる場合です。ここでブルーバックやQRコードに移行しなかった場合は重くみても「軽度」の物理障害です。しかしエラーの再試行などで読み出しの遅延が延々と続く状況となった場合、 それがフリーズしているようにみえてしまう現象につながります。そのまま置いておいても、OSが起動できない場合は「電源ボタン長押し」で電源を切ります。それ以上の電源投入は避けつつデータ復旧サービスまでお問い合わせください。


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ディスクのI/Oに異常が発生した場合が該当します。これは、ハードウェアの故障です。このようなハードウェアの故障には「ドライブの損傷」が多くを占めますが、 メモリやその他のパーツに故障が見つかる場合もあります。ここでドライブが正常の場合、データ復旧の必要はありません。この場合は単にデータを移転する作業のみで対応できます。


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[データ復旧可能]
左上にカーソルが出たまま(エラーメッセージを出したまま)フリーズする場合です。 起動を促された直後に起動用のデータが途切れると、そのデータを待つために、ここでフリーズいたします。 この状況に陥った原因を特定のち適切なデータ復旧作業を実施する必要性があります。


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[データ復旧可能]
セーフモードの起動に失敗してさらにドライブを見失っています。
見失った原因には「途中で認識しなくなった」が確実ですのでドライブの損傷となります。データの復旧が必要です。


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ドライブの読み込み処理が途中から途絶えますと、そのデータを待つためにロゴでフリーズいたします。この読み出せない原因を特定しデータを復旧いたします。


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[データ復旧可能]
デスクトップ類のデータを格納するフォルダは、深い階層に存在いたします。 このため読み書き不能のセクタがわずかでも、影響を受ける可能性があります。 その階層が深い場合そこに辿りつくまでの道順(インデックスの辿り)が増加するため、目的のアドレスを見失います。


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[まずは初期診断]
この場合は初期診断が必要です。お気軽にご相談ください。ドライブの破損が大部分を占めますが、そうではない場合も多くございます。


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[データ復旧可能]
起動に失敗する原因を特定しそれに応じた作業を実施いたします。Linuxが起動不能となる場合はハードウェア系統に深刻なエラーを抱えている場合が大部分を占めますので、 まずドライブの破損と考えて間違いないです。しっかりとデータ復旧作業を実施いたしましてデータを取り戻します。