
【データ復旧】FromHDDtoSSD
コマンド送信機能
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【データ復旧支援機能】FromHDDtoSSD – コマンド送信機能の詳細
高度な復旧処理やハードディスク制御が求められる現場に向けて、ATAコマンドの直接送信機能を搭載。
以下のように分類され、それぞれ用途に応じた制御が可能です。

1番: ATAコマンド送信進行状況
一部のコマンドは、送信・応答に時間を要する場合があります。
処理完了までしばらくお待ちいただく必要がございます。
2〜4番: 単一完結型コマンド
以下3つのコマンドを即時送信可能です:
- スピンアップ:ディスクを回転開始状態にします
- スピンダウン:ディスクを停止(節電状態)させます
- キャッシュ解放:ドライブ内部キャッシュの内容をクリアします
5番: スリープ抑止機能
ドライブのスピンダウンを防止するため、定期的にダミーコマンドを送信し、
常時稼働状態を維持します。安定した温度・通電状態を維持することで、長期的なドライブ寿命を延ばします。
6・7番: AAM(Automatic Acoustic Management)設定
- 任意値の設定または、メーカー推奨値の即時適用が可能です。
- 騒音制御とアクセス速度のバランスを自動調整します。
8・9番: APM(Advanced Power Management)設定
- 自動設定ボタンにより、ドライブに適した電力制御設定を送信可能です。
- 過剰な省電力モードへの移行を防ぎ、作業中の安定性を確保します。
10番: PIO認識ドライブのDMA強制切替
- 一部のドライブがPIOモードで誤認識された場合に、DMAモードへ強制切替を行います。
- 大幅な転送速度の改善が見込めます。
11〜14番: キャッシュ関連機能の制御
- ライトキャッシュ / 先読みキャッシュをボタン一つで有効・無効切り替え可能。
- 特定のデータ復旧状況下において、キャッシュを無効化することで予測性の高い動作が可能となります。