FromHDDtoSSD v3 SSDスキャンのための新機構

ドライブは「セクタ」と呼ばれる情報単位の塊で構成されています。この「セクタ」が破損したとき、そこにあるデータが失われます。そこで、その「セクタ」にアクセスすれば可否が直接的にわかるHDDとは大きく動作原理が異なるSSDには、SSDの検査機能は必要となりました。

下のグラフ「動作指標」が安定しております。これならあと5年以上余裕という判断です。

HDDは統計スキャンではなく従来からある完全スキャンで十分です。なぜなら統計スキャンの動作指標を完全スキャンに同一視すると完全に一致するためです。この性質は、あくまでイメージですが「完全スキャン」を一般的な概念で拡張したのが「統計スキャン」で不良セクタが確定する古典的な振る舞いをするHDDは古典的な「完全スキャン」で検査、不良セクタがスキャンの度に変化する確率的な振る舞いをするSSD/NVmeは一般的な「統計スキャン」で検査という方針で開発しております。

また「統計スキャン」には今話題の「ブロックチェーン技術」が使われております。非中央集権性の分散アルゴリズムで、SSD/NVMeを詳細に検査しましょう!

統計スキャン 操作方法

1, ブロックチェーンが同期するのを待ちます。RapidSyncで約5分になりました

2, ネットワーク手数料分の残高を確認します。1回の検査で0.03 – 0.04 SORAを消費します。

3, 右下ウォレット部の上の欄にパスフレーズをご入力いただき右下にある「ロック解除」ボタンで解除します。

4, メニュー「完全・詳細スキャン設定」を開き、その左下より「統計スキャンの実行」を選択いたします。

5, ドライブを選択後一番上のボタン(完全スキャンと同じ)をクリックいたします。

6, ブロックチェーンに格納されたの統計情報を元に統計スキャンが開始されます。

7, 下の動作指標が十分に上がっておりオールグリーンであればOKです。下にある動作指標が十分に上がっており、かつ、右側にある「警告メッセージ」のタブにログが無ければOKとなります。「完了いたしました」のボタンで最初の画面に戻ります。