
IUEC: データ復旧サービス
症状の分類について
初期診断作業について(無料)
お預かり、またはお持ち込みいただいたドライブに対して、無料の初期診断作業を実施しております。
● 初期診断の流れ
- ドライブの状態を的確に診断し、現在の症状とデータ復旧の可否についてご説明いたします。
- お持ち込みの場合は、その場で診断を実施し、状況を迅速にご案内いたします。
- 診断結果に基づき、症状を分類・特定し、正式なお見積りをご提示いたします。
● 症状分類について
ドライブの状態や障害の種類に応じて、適切な分類を行っております。症状の詳細分類につきましては、本ページ下部にてご案内しております。
● 安心の無料診断
初期診断作業は完全無料でご提供しております。まずはドライブの状態を確認し、復旧の可能性と作業内容をご納得いただいた上で、正式な復旧作業へと進行いたします。お預かりまたはお持ち込みいただきましたドライブの状態を診断する「初期診断作業」を実施いたします。
- ドライブの状態を的確に診断し、状況をお伝えいたします。
その時、お持ち込みの場合はその場でドライブを診断いたします。 - 症状を断定し、お見積りいたします。症状の分類については本ページで説明します。
- 初期診断作業は無料です。


よくある症状と障害レベルについて
データトラブルにはさまざまな症状があり、それぞれに適した対応が必要です。以下に、代表的な障害パターンとその症状・対応方針をご案内いたします。

【1】誤削除・誤操作による論理障害(軽度)
- 誤ってデータを削除してしまった
- 誤ってフォルダごと削除してしまった
Windowsの「削除」操作でファイルを消してしまった場合、上書きが発生しない限りデータは内部に残っている可能性があります。フォルダ単位での削除も、個別のファイル削除と同様、上書きがなければ復旧可能です。
このような場合は、すぐにパソコンのシャットダウンをお願いいたします。作業を継続すると上書きによりデータが失われる可能性があります。
削除であれば、データ本体は残っている場合が多く、問題なく復旧可能です。

【2】不要な操作でパーティションを解放・初期化してしまった論理障害(中度)
- パーティションを削除してしまった
- パーティションをフォーマットしてしまった
パーティションを削除してしまっても、内部のデータ構造はそのまま残っています。復旧率は非常に高く、特に問題なく元に戻せるケースが大半です。また、誤って「フォーマット」してしまった場合も、同じ理由から復旧可能です。
パーティションの削除や初期化であれば、データ本体は残っている場合が多く、問題なく復旧可能です。

【3】ファイルシステム障害による論理障害(重度)
- 強制再起動が繰り返され、応答しなくなる
- 「フォーマットしますか?」と表示される
- 「ディレクトリが壊れています」などのエラーメッセージが出る
- 「ドライブがありません」と表示される
- ファイルやフォルダが消失し、検索しても見つからない
これは、ファイルシステム(データ構造)が破損した状態であり、論理障害(重度)に該当します。専門的な解析を行い、各データを復旧いたします。

【4】不良セクタ等による物理障害(軽〜中度)
- 強制再起動が繰り返される、またはフリーズする
- アクセスが中断されたり、動作が不安定になる
- ファイルを開こうとするとエラーが表示され、中身が見られない
これらは、磁性体の剥離などによる物理的な支障が発生している可能性があり、放置すると悪化する恐れがあります。早期の診断・対応をおすすめいたします。


【5】認識不良・フリーズ等の重度不安定状態
- メーカーのロゴで止まり、先に進まない
- ブルースクリーンが表示され、QRコードが出る
- フリーズ状態が継続し、強制終了しても再発する
- パソコンがドライブを認識できず、アクセスできない
このような症状は、ドライブの物理制御が不安定になっている状態で、復旧のためには機器ごとの動作解析と特殊処置が必要になります。


【6】物理障害(重度)によるドライブ故障
- 外付けで接続しても全く認識しない
- 起動画面から先に進まず、OSが起動しない
- ドライブから異音がして動作しない
- 認識せず、操作を一切受け付けない
これは、ヘッドクラッシュ・モーター焼け・プラッタ損傷などが原因の重度の物理障害に該当します。
クリーンルームでの部品交換や内部修復など、物理的修理を伴う復旧作業が必要です。


