

磁気ヘッドマップの切り替え
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ドライブを操作する特殊なコマンド
読み書きとは別に、工場内のコマンドがあります。そちらは、ドライブの端子の脇にあるピンなどからコンソールで処理する対応で、製造時に使用するユーザ側のコマンドとは大きく異なります。そして、そのうちの一つに磁気ヘッドマップ作成および磁気ヘッド切り替えがあります。
磁気ヘッドマップ作成および磁気ヘッド切り替え
![]() | このようなデータの変形は「不可逆性」です。一度の操作ミスで、すべてのデータが失われます。 つまり、工場内でのみ利用に限る特殊なコマンド群ゆえに、戻す操作や確認は一切なく、非常にシビアです。 |
磁気ヘッドマップ作成および磁気ヘッド切り替えでデータは復旧するのでしょうか?
いいえ。復旧いたしません。
磁気ヘッドマップ作成および磁気ヘッド切り替えについて
プラッタの使用領域に対する重要な変更がこの操作になります。つまり、この操作が行われたドライブはその使用領域にあるデータがすべて失われます。
内蔵ヘッドが損傷したら「交換」以外に手立てはありません
破損したヘッド一式は、必ず交換する必要がございます。「磁気ヘッドマップ作成および磁気ヘッド切り替え」では復旧できません。さらに壊すだけとなっております。