ドライブの読み取り不良からファイルシステムにアクセスできない物理障害を復旧してみましょう!

復旧希望ドライブのデータ復旧を立ち上げ、上部の「>>FSエディタ」をクリックいたします。メニューの「完全・詳細スキャン設定」より「データ復旧:論理解析 アドバンストデータ復旧」を選択いたします。それから対象ドライブをリストからご選択後、2番の「詳細スキャン」をクリックいたします。

立ち上がったFSエディタより1番目の正順をご選択のち適用→OKです。

必ず不良セクタ危険予知(ミリセカンド検査)をご利用ください。「>>自動リスク管理ウィンドウ」をクリックして立ち上げておきます。右下にある不良セクタ危険予知設定を開き、中央をご選択後にOKです。リカバリエディション/プロエディションの方は最下部をご選択いただくことも可能です。

FAT系の場合

FSエディタの「FAT/exFAT エディタ」を開きます。ファイルアロケーションテーブルの設定より2番目と3番目にチェックを入れ適用→OKです。

NTFS系の場合

FSエディタの「NTFS エディタ」を開きます。2番目「ファイルレコードの損傷度を自動解析し最適な方を選択する」にチェックを入れて適用→OKです。これにより損傷(不良セクタにより失われた情報)を自動的に埋め合わせる機能が有効になります。

上の方法でデータが足りない場合ビッグデータによる構造解析が必要です。 まず2番目「ファイルレコードの損傷度を自動解析し、最適な方を選択する」にチェックを入れます。 次に3番目にチェックを入れ、解析深度を中間付近まで上げます。ビッグデータ構造解析の準備が整いました。これにより、損傷(不良セクタにより失われた情報)を自動的に埋め合わせて分布計算が有効となります。

設定をご完了次第、救出対象領域を右クリックのち「ディレクトリ構造解析」を選択

完了まで待ちます。5分程度が目安です。

「Root」フォルダ: 失われたファイル・フォルダ一式が入っております。
「Delete」フォルダ: 削除されたファイル・フォルダ一式が入っております。
「Separation」フォルダ: Rootフォルダから離れたファイル郡はここに収まります。ファイルシステムの論理構造が壊れてもファイル郡さえみつかれば、そこから復元することができます。そのファイル郡は位置がわからないため「Separation」フォルダになります。ここで、復元したいフォルダまたはファイルを選択します。

いよいよ復元。>>ファイル復元を行い 選択されたファイルを書き出します。不良セクタ危険予知モニタは「そのまま」にしてください。ファイル復元でも利用いたします。