
SORA L2 ブロックチェーン FromHDDtoSSD
量子耐性 [ECDSAの延命]
量子耐性 [ECDSAの延命]
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PoW量子マイニングアルゴリズム
概要
量子コンピュータを活用したPoW量子マイニングアルゴリズムを発見しました。しかし、これは 「速すぎる」 という問題を引き起こします。
量子コンピュータ vs 最新ASIC450万台分合計の採掘速度比較 (SHA256D)
量子コンピュータ 1台 : 最新ASIC450万台分合計
4,000,000,000,000,000 : 1
この比率が示すように、従来のPoWマイニングの仕組みでは、量子コンピュータが圧倒的に優位に立ち、既存のネットワークが完全に支配されるリスクがあります。この問題を解決するため、量子耐性を持たせたPoWアルゴリズムを再設計し、量子コンピュータによる独占を防ぐ仕組みが必須となります。
🔹 具体的な対策
🔹 PoWの難易度調整を量子計算に適応させる新たな仕組みを導入
🔹 量子耐性のあるハッシュ関数や署名方式を採用



今後、量子技術の進展に伴い、既存の暗号アルゴリズムが破られる可能性が高まります。その未来に備え、実機を用いた検証を重ね、安全性の確保を最優先に取り組んでいます。
PoW量子マイニングアルゴリズム
簡易シミュレーション+実機で作用の確認を完了


PoW量子マイニングアルゴリズム
実機による稼働 精度向上を確認
一度アルゴリズムが見つかると、その後の最適化は比較的迅速に進みます。左側のグラフは、2025年3月6日にアップグレードされた量子コンピュータによる実行結果で、右側はさらに精度を向上させたものです。特に、左端のピーク観測回数が975に達しており、さらに向上しています。この観測回数が増えるほど、量子演算の必要回数を削減できます。
その理由は、量子演算の目的が「PoWで要求される正解のNonceを瞬時に特定する」ことにあるためです。従来のスーパーコンピュータを数万台並列稼働させても実現不可能な計算が、量子コンピュータでは可能になります。観測回数が増える=少ない演算回数で済む、ということです。量子コンピュータは確率の世界で動作するため、その全ては確率振幅によって決定されます。

