ドライブ検査/データ復旧/S.M.A.R.T./統計スキャン/不良セクタ修復ソフトウェア – 軽量実装

弊社が独自開発した本ドライブ検査/データ復旧ソフトウェア(FromHDDtoSSD)は、最も厳しい状況下でのスキャンを可能にするために設計されています。

過酷な環境でのテストを繰り返し行い、ハードディスク/SSDの解析を徹底的に行うことで、高い復旧率を実現しています。

迅速な起動と軽量動作を実現するためのソフトウェアの開発に力を注いでいます。動作ランタイム不要、実行ファイルのみで素早く起動し、検査等の目的を実行することができます。

「フリーエディション」で基本的なドライブ検査系統をすべてご利用いただけます。

1ライセンスで「すべてのご所有パソコンでご活用いただけるライセンス形態を採用」しております。

バージョンアップは永続無料「買い切り型ライセンス」を採用しております。よって、今後リリース見込みのv4以降にも無料でバージョンアップできます。

FromHDDtoSSDプロジェクトは2009年に立ち上がりました。100%自社開発・国産ソフトウェアとして開発を継続しております。

ここで、ドライブの検査は不良セクタの有無だけでは決まりません。その理由は、その不良セクタが発生した原因が多岐に渡るためです。その原因次第では、本来なら不良セクタとして分類すべきセクタが偶然読み出せてしまって良好判定となる。そんなケースをを取り除く必要がありまして、FromHDDtoSSDの開発が始まりました。

ちなみに不良セクタの分類は以下にまとめております。それでも、一つ一つは複雑なので、それらは読むのではなくFromHDDtoSSDの検査機能に任せてしまうのが一番です。以下のように全区間以外にも細かく設定できますし、自動レジューム機能がありますので、いつでも強制終了できて、途中から再開することができます。

軽量に動作する。高性能なパソコンであっても、ドライブ検査などの機能では軽量に限りますよね。他の主要な作業の邪魔にならない、理想的な快適さを自信を持ってご提供します。

そこで、FromHDDtoSSDでは「インストール不要版」もご用意しております。これは、実行ファイルのみで完全に動作するように調整されており、レジストリを使わずに動かすことができます。つまり、使いたいときだけダウンロードして実行して使う方法が取れます。

結局、インストールという作業は実行ファイルの他に動かすためのライブラリを導入しているのです。もし、実行ファイルのみで動作するのなら「インストール不要」で済み、レジストリも使わずに済むという設計になっており、依存する重いライブラリがないため軽量動作します。FromHDDtoSSDの設計思想は、そこにあります。

ドライブ検査機能を週刊アスキー様にご紹介いただいたのを皮切りに、機能拡張が始まりました。ご支援いただき、誠にありがとうございます。

そこで不良セクタ修復機能です。これが案外、ドライブ検査機能よりも役に立っており、ありがたいです。この修復機能につきましては、代替セクタと呼ばれるものを破損したセクタに置き換える作用を促す働きを活用しています。それにより、不良セクタが修復されるという仕組みです。

実はドライブって、製造時から不良セクタが存在します。それを初めからエラー訂正や代替セクタで動作させており、その余った代替セクタを修復用として利用させていただくのが、この機能による修復作用となっております。これについては、工業製品では避けられない問題で、CPUもエラーで動作しないコアをあらかじめ考えて作られており、全コアを製品化しないなどの対応がなされております。

2015年頃よりAIブームが来始めており、そのAIに興味を持ってしまったのが、これなんです。ドライブ解析向け軽量タイプ(CPU – FP64)のAIを搭載し、ドライブ検査機能の向上やデータ復旧処理を自動で処理するような機能を開発したので、組み込んでおります。

2025年は、IUECに設置したAI(GPU – FP32)に接続して処理できるシステムをご提供できる見通しです。AI自動方面の完成版ですね。

単精度のFP32にはなりますが、予測なら大丈夫です。それでもドライブ制御にはFP64が必須ゆえに、そこだけは何とかします。なぜなら次のセクタに進むのか否かの判断の誤差は最小限にしたいからです。もし進んだセクタが「危険セクタ」なら、ドライブを壊してしまいデータの復旧が続行できなくなるためです。

2016年頃から、今度はブロックチェーンと呼ばれるものに興味を持ってしまったのが、これなんです。データの平滑化によりノードを安定させる働きがみえてきました。そこで、スキャンの解析をブロックチェーンに任せたv3をリリースしております。

ただし、です。ブロックチェーンについて、やや致命的に至る構造的な問題がみえてきたため、そこを研究しています。実際のコードを拝見しながら論理的にまとめておりますので、完成をお待ちください。この件では、米国在住のAI研究者の方が本プロジェクト(SORA)にご参加いただきました。この方もブロックチェーンには気になる点が相当存在すると話しておりまして、ご一緒させていただくことになりました。以下リンクにまとめております。

ブロックチェーンの活用事例では、2022年より導入いたしました「AI-NFT」として活用しており、サードウェーブ株式会社 [ドスパラ] 様にご採用いただきました。誠にありがとうございます。

このAI-NFTによって提供される拡張的な機能は、特性の悪いSSDやNVMeを事前に除外することで、「完全検査済み」のコンピューターを安定して提供する環境を確立しています。以下、そのトランザクションです。「NFT送付」になっている項目が「暗号化トークンAI-NFT」です。このような多数のドライブを扱い、検査ロジックと壊れかけ制御ロジックを高めており、その統計が検査精度と復旧精度を大きく飛躍させる効果につながっております。

FromHDDtoSSD v3ではこのような仕組みで検査機能を強化しております。

FromHDDtoSSD v3 ブロックチェーン版は、以下のリンクよりご提供しております。なお初回に限り、ブロックチェーンの構築が必要となります。(約10分です)