ミリセカンド検査(ドライブ検査)

完全スキャン機能で不良セクタが存在しない点を確認いたします。それからこの「ミリセカンド検査」でドライブの動作および挙動(弱っているのか)を見ていきます。

メニュー→「完全・詳細スキャンの設定」から「論理解析: アドバンストデータ復旧」を選択します。ミリセカンド検査はデータ復旧から開発しております。そのため、データ復旧機能から検査を実施します。

4番: 実行するドライブを選択のち2番をクリック→アドバンストデータ復旧を開きます。

ミリセカンド検査は同時処理不可となっております。

3番: 不良セクタ危険予知をクリックいたします。

独立して動かすことができるためこのダイアログを開きながら本ウィンドウを操作する事もできます。

まずは本機能を有効にする必要がございます。

1番: 不良セクタ危険予知(ミリセカンド検査)の設定をクリックいたします。

1番: 中央の不良セクタ危険予知(ミリセカンド検査)を有効にするを選択のちOKをクリックします。ミリセカンド検査が有効かつ不良セクタ危険予知を検査に流用できます。

「不良セクタ危険予知」のダイアログを閉じずに右に寄せて左上(ツリービュー)のドライブ名の部分をダブルクリックいたします。 検査を実行したい領域を右クリックいたしますと上の赤丸にメニューが出ます。一番上のディレクトリ構造解析を実行で処理を開始いたします。

解析結果が流れるように表示されていきます。あとは構造解析の完了を待ちます。新しいUIでは左上にあるグラフがこちらになります。この機能を拡張して開発いたしました

グラフの見方

2番: ここに刻々と変化するグラフが流れます。安定性に問題のないドライブは、上付近で張り付くか、下がってもすぐに戻します。
3番: 処理量を表示しております。(主にデバッグ向けです)
4番: 刻々と変化するグラフの方向性を数値化し、上・微変化・下で表示しております。
5番: こちらが解析結果となります。なお検査に使えるのは一番下の「スタビリティ指数」のみでした。この指数は「ドライブの強さ」を表しておりまして、特に問題ない場合は[UP]、ちょっと問題ありの場合は[DOWN]と判定されます。 元気なドライブは60~100となりまして、[UP]です。弱い部分が多く出てきますと50以下となってしまい、[DOWN]と判定される可能性が高まります。

問題ない場合です。[UP]で終えています。

開始直後から動作がおかしく[DOWN]と判定されております。不良セクタ危険予知(赤線)が上手く作用し下に張り付いて身動きが取れなくなるのを防ぎ、それが事前回避となります。

ドライブのヘッド系統がおかしい場合は回復せず、このまま下に向かいます。