
【データ復旧】ミリセカンド検査
SORA FromHDDtoSSD
不良セクタのチェックに加えて、ドライブの挙動まで解析
「完全・詳細スキャンの設定」メニューから「論理解析: アドバンストデータ復旧」を選択し、「3番: 不良セクタ危険予知」をクリックしてください。
この機能はウィンドウから独立して動作するため、ダイアログを開いたまま他の操作も可能です。
まずは機能を有効化します

「1番: 不良セクタ危険予知(ミリセカンド検査)の設定」を開き、
「不良セクタ危険予知(ミリセカンド検査)を有効にする」にチェックを入れます。


ダイアログを閉じずに右へ寄せ、左上のツリービューでドライブ名をダブルクリックし、一番上にある「ディレクトリ構造解析」を実行してください。

解析結果が流れ始め、構造解析が完了するのを待ちます。

【画面構成の説明】
- 2番: グラフがリアルタイムで変化します。安定したドライブはグラフが上部で張り付くか、一時的に下がってもすぐに回復します。
- 3番: 処理量が表示されます(主にデバッグ用)。
- 4番: グラフの動きを「上・微変化・下」で数値化し、視覚的に方向性を判断できます。
- 5番: 解析結果の中で特に重要なのが「スタビリティ指数」です。この指数はドライブの健全性を表します。

[UP] 判定なら特に問題なく、スタビリティ指数は60〜100で安定しています。
一方、[DOWN] 判定になると、スタビリティ指数が50以下に低下し、ドライブに弱い部分が多く現れている可能性が高まります。
【判定例】
- 正常なドライブでは、最後に [UP] と表示され、問題なく終えられます。
- 開始直後から異常が発生している場合は、[DOWN] と判定され、グラフも下降傾向を示します。
- ヘッド系統に異常があるドライブでは、回復せずにそのまま下降し続けることもあります。


