あとは、実行ファイル(SorachanCoin-Core.exe)を好きな場所に置き、実行するだけです。

同期を完了後、メニューから「鍵の暗号化」を行いましょう。コンセンサスとして「マイニング(PoW)」「ステーキング(PoS)」を実装しております。

Sから始まるアドレスのみをサポート

[ Zergpool ]
Sから始まるアドレス, sora1から始まるアドレスの両方をサポート
[ 運営プール ]
Sから始まるアドレスのみをサポート

[ Discord SorachanBot ]
Sから始まるアドレス, sora1から始まるアドレスの両方をサポート



利用可能残高は、Sから始まる従来のP2PKHトランザクションに、sora1から始まる量子耐性+Schnorr集約署名の合計で計算され、それぞれ別管理になっている点が特徴です。

別管理とはいえ互換性は問題なく、ブリッジなしで「S -> sora1」「sora1 -> S」への移動はいつでも自由です。もちろん、「S -> S」「sora1 -> sora1」もサポートします。

各タブから詳細をいつでも確認できるようになっております。






SORAの受け取りなどで新しいアドレスを取得するとき、四種類から選ぶことになります。
※ sora1が二つあるのは、Schnorr集約署名のマルチシグ有無を選ぶことができるためです。どちらでも問題なく正式にサポートしております。

  • ECDSA用のアドレス (S …)
  • 量子AI耐性アドレス (sora1 …)
  • 量子AI耐性+Schnorr集約署名(5000鍵)用 アドレス (sora1 …)
  • イーサリアム形式のアドレス (0x …)


メニュー内のデバッグウィンドウに暗号通信機能を実装しました。

ブロックチェーンを経由して鍵交換を行い、その情報を基に暗号通信を実行いたします。
SORA-QAI 匿名暗号通信 メッセージアドレスが、cipher1から始まるアドレスです。



こちらの画面では、自分宛てに送信されたすべてのメッセージを一覧表示で確認できます。
cipher1 宛のアドレスにメッセージを送信すると、その内容はブロックチェーンを経由し、暗号化された状態で安全にやり取りされます。

本システムは、中央サーバを介さず、非中央集権型のブロックチェーン上で動作します。
そのため、通信経路上の中継サーバ等によって情報が傍受されるリスクがありません。

通常の中央集権型サーバでは、SSLにより通信経路の暗号化は行われますが、サーバ内部では内容が復号されて処理されるため、管理者には情報が見えてしまう構造的な欠点があります。

一方、本システムではそのような復号処理を行う中央ノードが存在しないため、メッセージ内容が第三者に漏洩するリスクは基本的にありません。

非中央集権ならではの、安心かつプライベートな通信が実現されています。