
こちらよりダウンロード後、アーカイブから実行ファイル(SorachanCoin-Core.exe)を展開します。
あとは、実行ファイル(SorachanCoin-Core.exe)を好きな場所に置き、実行するだけです。
同期を完了後、メニューから「鍵の暗号化」を行いましょう。コンセンサスとして「マイニング(PoW)」「ステーキング(PoS)」を実装しております。
コインアドレスについて
Sから始まるアドレス: ECDSA – P2PKHトランザクション
例: ScxJxQ3uD4jwWtSPmGWP3BoVjGG2PQJSqw
sora1から始まるアドレス: 量子耐性 – Schnorr集約署名 SORA-QAIトランザクション
例: sora1qnr4qxnyxfpaqj6hj00vfcyv0w8tp82c6sfvr8
cipher1から始まるアドレス: 量子耐性 – Schnorr集約署名 暗号通信トランザクション
例: cipher1sl2hjpvz67p9advwswtlxys0gg4xcdygpvgjt4h24wp0crvtvcwsfp2xen
各アドレスのサポート状況
取引所 [ XeggeX, Finexbox ]
Sから始まるアドレスのみをサポート
マイニングプール
[ Zergpool ]
Sから始まるアドレス, sora1から始まるアドレスの両方をサポート
[ 運営プール ]
Sから始まるアドレスのみをサポート
その他
[ Discord SorachanBot ]
Sから始まるアドレス, sora1から始まるアドレスの両方をサポート
残高別管理システム (量子耐性 最優先設計)

利用可能残高は、Sから始まる従来のP2PKHトランザクションに、sora1から始まる量子耐性+Schnorr集約署名の合計で計算され、それぞれ別管理になっている点が特徴です。
別管理とはいえ互換性は問題なく、ブリッジなしで「S -> sora1」「sora1 -> S」への移動はいつでも自由です。もちろん、「S -> S」「sora1 -> sora1」もサポートします。
ステーキングとトランザクションの確認
各タブから詳細をいつでも確認できるようになっております。


各アドレスのご利用方法

SORAの受け取りなどで新しいアドレスを取得するとき、四種類から選ぶことになります。
※ sora1が二つあるのは、Schnorr集約署名のマルチシグ有無を選ぶことができるためです。どちらでも問題なく正式にサポートしております。
- ECDSA用のアドレス (S …)
- 量子AI耐性アドレス (sora1 …)
- 量子AI耐性+Schnorr集約署名(5000鍵)用 アドレス (sora1 …)
- イーサリアム形式のアドレス (0x …)
SORA 暗号通信

メニュー内のデバッグウィンドウに暗号通信機能を実装しました。
ブロックチェーンを経由して鍵交換を行い、その情報を基に暗号通信を実行いたします。
SORA-QAI 匿名暗号通信 メッセージアドレスが、cipher1から始まるアドレスです。

こちらの画面では、自分宛てに送信されたすべてのメッセージを一覧表示で確認できます。
cipher1 宛のアドレスにメッセージを送信すると、その内容はブロックチェーンを経由し、暗号化された状態で安全にやり取りされます。
本システムは、中央サーバを介さず、非中央集権型のブロックチェーン上で動作します。
そのため、通信経路上の中継サーバ等によって情報が傍受されるリスクがありません。
通常の中央集権型サーバでは、SSLにより通信経路の暗号化は行われますが、サーバ内部では内容が復号されて処理されるため、管理者には情報が見えてしまう構造的な欠点があります。
一方、本システムではそのような復号処理を行う中央ノードが存在しないため、メッセージ内容が第三者に漏洩するリスクは基本的にありません。
非中央集権ならではの、安心かつプライベートな通信が実現されています。
