□ 本機能を利用いたしますと、フォルダ構造単位(元通り)に各データを復旧する事ができます。
本機能は、サポート,リカバリ,プロエディションで対応いたします。[>> ライセンスについて]
メニュー「完全・詳細スキャン設定」より、アドバンストデータ復旧を選択いたします。
別ウィンドウとして復旧機能が立ち上がります。データを復旧するための機能を投入しております。
● 4番よりドライブを選択いたします。
データを復旧されるドライブ1台をご選択ください。
同時に複数のドライブ処理には対応できません。データ復旧は、1台単位で処理いたしております。
(注:複数をご選択されますと、RAIDモードとして立ち上がります)
● 2番をクリックいたしますと、アドバンストデータ復旧が起動いたします。
データ復旧処理用の別ウィンドウが最大化状態で起動いたします。
● 1番をクリックいたしますと、ファイルシステム別のファイルシステムエディタを起動できます。
[>> FSエディタ]
● 2番は一時停止&再開ボタンとなります。
一時停止後に「別の処理」を入れる事ができるようになっております。
このため、ディレクトリ情報の構築中、一時停止=>ファイル復元に移行することができます。
自分が欲しいファイルがヒット次第、先にそのファイルをファイル復元のち、処理を再開する、などの応用が利きます。
● 3番は、物理障害対策用の不良セクタ危険予知モニタを開くボタンです。
これが、危険な不良セクタを危険予知いたしまして、復旧失敗のリスクを抑えつつ復旧できる機能となります。
[>> 不良セクタ危険予知]
● 4番は、選択されました各ファイルの書き出しを行うダイアログを起動いたします。
右側に、ツリー状に解析されたフォルダが列挙される仕組みを採用いたしております。
エクスプローラと同じ操作感で、フォルダ・ファイルを辿る事ができます。
● 5番はシステムリカバリを起動いたします。
不良セクタ危険予知を、さらに細かく設定・制御できます。なお、上級者様向け(復旧業者様向け)の機能です。
通常は何も操作せず、デフォルトのままで構いません。
● 7番は、強制終了ボタンとなります。
● 8番は、ツリー形式のコントローラとなりまして、ドライブ・領域・フォルダの3形態(ノード)をとります。
一番先頭(一番上)にある情報はドライブに関する内容です。
データ復旧をご選択いただきましたドライブ、またはRAID情報(仮想RAIDで起動された場合)が格納されております。
□ ここから、そのドライブの領域情報(起動直後なので、解析不要で認識できた分)が出ております。
このような形で領域とフォルダが「情報」として接続され、解析結果をツリー状に収めていく方式を採用しております。
■ データ復旧ウィンドウの見方
□ 左側のツリービュー、右側の情報ウィンドウをご拝見ください。
ツリービューから出ている項目を「ノード」と呼びます。
左側のツリービューについて説明いたします。
まず、画像の一番上にあるノードは「ドライブノード」と名付けております。
これから復旧を行うドライブ名、またはRAID名となります。
次に、ドライブノードより下に出ている2つのノードがあります。
これは「領域ノード」と名付けております。現在認識できている領域情報をノードにしております。
□ ドライブノード, 領域ノードを右クリックいたしますと、データ復旧のための項目が出てきます。
右クリックいたしますと、データ復旧のための項目が出てくる点を念頭に置いておけばOKです。
これら機能を組み合わせて、データの復旧を行う事ができます。
今回はディレクトリ構造解析なので、ディレクトリ構造解析を選択いたします。
□ 復旧処置後、領域ノードから出る各フォルダの役割について
領域ノードに各データが出力されます。
以下5種類のフォルダに分類され、各データがディレクトリ構造を保ったまま復旧されます。
Deleteフォルダ |
削除されたファイル・フォルダが格納されます。ここに、削除データが格納されます。 |
Metaフォルダ |
ファイルシステムのメタデータが格納されます。解析用なので、不要なファイルです。 |
Rootフォルダ |
解析いたしました既存ファイル・フォルダが格納されます。ここに、復旧データが格納されます。 |
Searchフォルダ |
検索結果が格納されます。ディレクトリ構造を保ったまま、ここに結果が格納されます。 |
Separationフォルダ |
親フォルダを失い、孤立した削除・既存フォルダ・ファイルが格納されます。Delete, Rootフォルダにデータが無い場合、こちらをご拝見ください。 |
● 9番は、領域解析の結果、またはツリー側で選択されましたフォルダの中身を表示いたします。
ドライブに関する情報を選択された場合に限り、S.M.A.R.T.情報が出ますが、こちらは動作確認用の昔の名残です。
エクスプローラと同じ操作感を採用しておりますので、直感的にファイルを辿れると思います。
※ クリック操作等もエクスプローラと同等にしております。
● 10番は、動作ログとなります。
※ 自動的に、データベースに書き込まれて保管されます。