ビッグデータ:S.M.A.R.T.の統計

■ アクセス [ベスト 7]
1:□ ドライブ検査から自動データ復旧まで・・ FromHDDtoSSD Build 2820:最新版ダウンロード
2:データ復旧不能となる最大の要因1:認識可能なドライブを分解され、「*枚目のプラッタに傷がある」と・・?
3:データ復旧不能となる要因2:磁気ヘッドマップ作成およびヘッド切り替えができないため、対応不可?
4:検査はお断り?お客様実例からの、データ復旧サービスの実態について(検査はできないのに・・・復旧はできる?)
5:□ ドライブ故障統計(ビッグデータ):多角的な解析:フリーのストレージ故障予測 [S.M.A.R.T.のみでは厳しい]
6:大容量ドライブに関するデータ復旧の仕組み 機械学習スキャン(AI)による高い復旧率(最後までスキャン可能)
7:担当者ブログ ※ 2017年はAI完全自動ドライブ復旧システムおよび統計スキャンについて、まとめます。

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■ S.M.A.R.T.について

Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technologyの各頭文字から、S.M.A.R.T.と呼ばれております。
主にハードディスク(SSD)向け故障予測の指標となっております。

■ しかしながら・・・・・

いわゆる、考えている事に対して逆に働く・・、という場合が多くございます。
※ データ復旧サービスおよびテクニカルサポートの方でよくご相談いただきます事例A~Cをご参考ください。

[A, 正常だと思っていたら、突然の故障]

S.M.A.R.T.自体、ほとんど動かず正常値を示していたため、正常と判断いたしました。
しかしながら翌朝、Windowsが起動せず、取り外して調べた結果、不良セクタでまともに使えない状態だった。

[B, 故障だと思っていたら、実は正常]

S.M.A.R.T.の再配置カウント0x05が大きく動く。危ないらしく故障と判断したいが、FromHDDtoSSDでは故障ではなく「中立」だった。
テクニカルサポートに問い合わせた結果、まだ様子見段階という事なので普通に使っていました。
それから1年たちますが、完全スキャン含めて全く問題ありません。一体・・、何だったのか・・。さらに、壊れる雰囲気もありません。

[C, 壊れてから故障通知 それではバックアップできません]

S.M.A.R.T.の再配置カウント0x05が大きく動く。S.M.A.R.T.も使えるじゃんと思い、バックアップを開始いたしました。
しかしながら、すぐに異音が出始めまして、まともにコピー(バックアップ)できません・・。
つまり、壊れてからの故障通知だったようです。結局、まともに動かないため、データは諦めました・・・。

※ 色々な属性(3番参照)はあるのですが・・・、実際には「見せているだけ」の属性が多い(動かないため)のです。

■ S.M.A.R.T.の統計と、先ほどの事例A~Cを比較 どこに分類されやすいか

故障に関する統計についてまとめた結果、500GB以下の場合は事例A、それ以上の場合は事例Bまたは事例Cの場合が多い傾向です。
最近の大容量では、特に事例Cが問題となりやすい(データを失う)ゆえ、S.M.A.R.T.は参考程度に留め、バックアップを重視してください。
※ このような予測だと、正常な判断を狂わせる要因となってしまうため、こういう単独指標は逆に無い方が良いのかもしれません・・。
Cの場合、明らかにプラッタ歪み(ビット腐敗)が絡んでおりますので、ドライブへのアクセスが重いなどの前兆が必ずあったはずです。
しかしながら、それをS.M.A.R.T.の正常指標により見逃してしまった可能性が高いとみております。

■ 使い方を工夫すれば、S.M.A.R.T.も問題ない事が分かってきました. 要は使い方次第です.
※ >> S.M.A.R.T.の動きについて

ドライブ1台より出されるS.M.A.R.T.値自体を眺めていても、突破口は見つかりません(これは断言できます)。
このような場合は、同型または同類ドライブの値と比較したり、または解析したりする必要性が出てきます。
しかしながら、そのような別のドライブの情報を大量に個人で集める事はできませんし、集められても目視比較では非効率です。

そこで、S.M.A.R.T.ビューを拡張いたしましたS.M.A.R.T.コンセンサスを搭載いたしました。
この機能は多数の故障予測データを自動的に送受信いたしまして、さらに解析まで自動的に実施いたします。
S.M.A.R.T.単独からの判断ではなく、多方面から意見を取り入れ、最終判断を下しますので、不良セクタなどの早期発見につながります。

※「流れ」をいかに正しく判断できるか、これが誤判定を防ぐ突破口でした。