
ドライブの故障と、バックアップの場所
ドライブには壊れやすい時期や故障が表面化しやすいタイミングがあります。
故障してから対応ではなく安定しているうちにバックアップを取っておくことが重要です。
ここで注意したいのがS.M.A.R.T.の値です。
S.M.A.R.T.はドライブの状態を確認するうえで有用な情報ですが正常値を示しているからといって必ず安全とは限りません。
S.M.A.R.T.上では大きな異常が見えないまま突然認識しなくなるケースもあります。
そのため、S.M.A.R.T.が正常だから大丈夫だと判断するのではなく重要なデータは常にバックアップしておくことが大切です。
バックアップの保存場所にも注意が必要です。
同じドライブ内にコピーを作っていても、そのドライブ自体が故障すれば元データもコピーも同時に失われる可能性があります。
バックアップは、必ず別のドライブ・別の媒体・別の環境に保存することが重要です。
外付けHDD・SSD・NAS・クラウドなど用途に合わせて複数の保存先を組み合わせると、故障や誤削除・災害・ランサムウェアなどへの備えを強化できます。
ドライブ検査は故障の兆候を見つけるために有効です。
大切なのはS.M.A.R.T.が正常なうちに油断せずに重要なデータをバックアップすることです。
壊れる前にバックアップを用意しておくことが最も確実なデータ保護につながります。
各ファイルの場所
マイドキュメント・デスクトップの場所
マイドキュメントのデータ群 マイピクチャやお気に入りなどがこの階層に存在します。
Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11:
C Drive → Users → (Username) → Documents, Pictures, AppData
Windows 2000 / XP:
C Drive → Documents and Settings → (Username) → MyDocuments
Windows 95 / 98/ 98SE / Me:
C Drive → MyDocuments
Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11
Cドライブ → Users → (ユーザ名) → ドキュメント, ピクチャ, AppData
Windows 2000 / XP
Cドライブ → Documents and Settings → (ユーザ名) → MyDocuments
Windows 95 / 98/ 98SE / Me
Cドライブ → MyDocuments
デスクトップのデータ群について
Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11:
C Drive → Users → (Username) → Desktop
Windows 2000 / XP:
C Drive → Documents and Settings → (Username) → Desktop
Windows 95 / 98/ 98SE / Me:
C Drive → Windows → Desktop
Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11
Cドライブ → Users → (ユーザ名) → Desktop
Windows 2000 / XP
Cドライブ → Documents and Settings → (ユーザ名) → Desktop
Windows 95 / 98/ 98SE / Me
Cドライブ → Windows → デスクトップ
HDD/SSD/NVMeが壊れやすい状況になる状況
1, HDD電源投入/切断の際の振動
電源投入&切断は最も壊れやすい状態となります。
モータの回転上昇中は消費電力が大きいため電力不足は致命的です。
2, 衝撃
立てた状態から倒しただけで故障する場合があります。
ただし、ヘッドアンロードが主流となった現代では倒したくらいでは問題ありません。
逆にSSDは衝撃には非常に強く、故障せずに動作します。
3, HDD/SSD/NVMe アクセス中の電源切断
不良セクタやヘッドクラッシュ・ファームウェア破損の原因となります。
4, HDD/SSD/NVMe 静電気
原理的には、電子制御基板に直接触れれば、損傷に直結いたします。
ただし、そこまで神経質になる必要はありません。現在の電子制御基板は静電気対策は万全です。
5, HDD/SSD/NVMe 熱
精密機器には大敵となる熱です。冷却する事で寿命を延ばす事が可能となります。
冷却するためのファンも消耗品ですので定期的な交換を要します。
6, HDD/SSD/NVMe 湿気
水分は大敵です。ドライブはホールから内部に入り込むとプラッタ系統にダメージがあります。
そのため内部にシリカゲル等の除湿剤がある機種もあります。
ヘリウム充填のドライブはそのようなホールがないので安心です。完全に密閉されております。
7, HDD 気圧の変動
台風などによる大きな低気圧による影響は大きいです。
密閉されていると思われがちですが必ずホールが存在し空気を出し入れしております。
ヘリウム密閉型のドライブはそのようなホールがないのでこの変動の影響を受けません。
8, HDD/SSD/NVMe 電力不足
電源容量を越える機器の接続・電源コネクタとの接触の悪さなどにより、思うように電力供給されないケースでは物理的な障害に繋がる危険性が生じます。
スピンアップが再試行されたりヘッドの動きが異常になったりする現象が起きます。
それだけではなく磁性体が破壊されてデータを損失するケースにも直結します。
これらは安価な電源や外付ケースなどに多く知らない内に起こる怖い障害です。油断できません。
最適なバックアップの時期
夏場の高温多湿は最悪な環境です。
クーラなどで室温調整されている場合は良いのですが外出中などに長時間を要す処理をさせたまま放置するのは危険です。
HDDは冷却を必ず追加いたします。スピンドルモータの底部分を冷却いたしますと効果的です。
梅雨の時期は常時危険信号が点灯しています。この時期へ突入する前には、バックアップします。
目安は「4月下旬~5月上旬」となりますのでゴールデンウィーク中に行うのが理想です。
特に、「更新されるデータ」につきましては日頃のバックアップがとても大切です。
そして、ビット腐敗対策により「更新がほとんどされないデータ」もバックアップが大切です。
結局、すべてのデータをバックアップすることが、とても大切になるという結論に至ります。
電源投入回数を減らす方法
スピンアップの回数を極力減らし電源を投入したまま運用する手法です。
スピンアップ/スピンダウンなどの高い負荷を避ける点や、
冷却を併用する事により温度の変動を最小値に保てるメリットがあります。
モータの消耗が心配されますが他部品の寿命と比べても大変長持ちいたします。
また、一定の回転数となりますので軸受を保護できれば最善となります。軸受を保護するにはモータの底を冷却いたします。
ストレージ故障予測
色々な変動や故障要因を自動的に計算して監視する「ストレージ故障予測」を開発いたしました。

