
【データ復旧】FromHDDtoSSD
S.M.A.R.T.ビュー
目次 [INDEX]
S.M.A.R.T.ビュー起動方法と各機能のご紹介
ドライブの詳細状態を多角的に診断するためのビュー機能です。
Build 2249以降は、中長期の故障予測にビッグデータ(またはブロックチェーン)を活用しています。
■ 起動方法
ドライブ一覧より任意のドライブをダブルクリックすると、S.M.A.R.T.ビューが起動します。
■ 各エリアの機能説明

【1番】S.M.A.R.T.取得時刻の表示
現在のS.M.A.R.T.データが取得された時間を表示します。
【2番】短期・中長期の状態判断結果
- 短期判断:リアルタイム状態を反映
- 中長期判断:ビッグデータ/ブロックチェーンに基づく傾向分析
→ Build 2249より導入された2段構成です。
【3番】S.M.A.R.T.属性の詳細一覧
各属性行をダブルクリックすると、対象項目に関する故障予測ビューが表示され、将来的な不具合リスクを把握できます。
【4–5番】ドライブ固有パラメータの表示
型番、ファームウェア、インターフェースなどの基本情報です。
【6番】完全スキャンの結果表示
- 最終実施日
- 不良セクタ数
- 動作スコア(A)
- 全体評価スコア(S)
上記4点を記録・表示。スコアは性能維持に役立ちます。
【7番】認識領域(ボリューム)情報
ファイルシステム種別、ドライブレター、合計容量などが表示されます。
【8番】ATAコマンド送信ダイアログ
ATAコマンドを個別に送信可能な、高度利用者向けの操作ダイアログです。
【9番】書き込み/読み込み量のモニタリング
- SSDの累積書き込み・読み出し量を表示
- チェックを入れるとビッグデータ解析と連携し、S.T.ゲージ(ストレストラッカー)に統合
→ SSDにかかる負荷(劣化率)を可視化できます。
【10番】負荷テスト
- 10.0GB分の読み書きテストを実施(ランダム書き込み&内容照合)
- 既存データに一切影響なし
- テスト後、S.T.ゲージ変化をチェック(通常は+1〜10%以内)
備考
- S.T.ゲージ機能はSSD特有の劣化の進行を視覚的に把握できるため、予防的交換やバックアップ判断に有効です。
- ビッグデータ連携があることで、ローカルだけでは判別しにくい長期リスクの予兆もつかめます。