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20年以上前はジャンクなHDDで盛り上がりました。
その後、あまり見かけなくなっていった「ジャンクHDD」です。

それが、ストレージ製品の値上がりによって急に盛り上がってきました。
とはいえ、ジャンクのHDDどころか壊れかけのHDDを今でも集めております。もちろんそれらはすべて検証用です。

特に壊れていないにも関わらずジャンク扱いで転がっているジャンクHDD、かなりあります。
中古のドライブの他、そちらにも触れていきましょう。 それでは「ジャンクHDD編」スタートです。

ジャンクなHDDを見極める。まずは「動作未確認」という、お決まりのフレーズ。
HDDの動作確認は電源を入れるだけです。 機械的な要素が多い点から、動作音だけでもドライブの状況を掌握できます。

それで、動作未確認。
まず、動作音だけでHDDの正常性を判断することは、絶対に出来ません。
そのためにドライブ検査を実施するわけです。
でも、電源くらいは入れて、状態を掌握することくらいはできるはずです。

つまり、この動作未確認というのは、電源を入れて調査してみたけど「異音」が生じたということです。
異音では安くなる(物理障害で認識不能)ので動作未確認ジャンクとして売っているのです。
売り手の心理を読むことも重要になる、ジャンクHDD。
こんな感じで他のケースもみていきましょう。

動作未確認の次に多いのがこの「動作音は正常です」というジャンクなHDDです。
動作は確認しているが、それ以上は触れていない。

動作確認を詳細に行うにも時間を要するため、
そのようなドライブが大量に同時に売られている場合はジャンク扱いで売りさばいてしまおうという心理から、
実際に、正常な中古品だった場合も多いです。

ただし、覚えておいてください。それは1TB以下の小容量に限ります。

大容量になると価値も高まりますから、電源投入だけではなく、絶対に検査もしております。
それで……検査落ちだと本当のジャンクになるため、動作音までの正常品でジャンク扱い、それ非常に多いです。

ジャンクHDDは、心理戦みたいな面もあります。

不良セクタはないと思われます。何とも歯切れの悪い表現。
FromHDDtoSSD等の検査で不良セクタは確実にわかりますので「ないと思われる=存在する」となります。

つまり、このようなジャンクHDDは不良セクタを前提として買うことになります。
ところが、です。このような言い回しである以上、その検査結果が出されることはないでしょう。
よって、不良セクタの位置や性質などまったくわかりませんから、手を出してはならないドライブとなります。

動作していた頃に取り外されたものなのか、それとも……。

状態が定かではないドライブが、このような場合です。
動作確認できる環境がすでにないため、このような状況でジャンク扱いという場合ですね。
これは案外本当で、動作検証の手間と中古扱いにしたときのリスクを考えたとき、 それならジャンク扱いとした方が気が楽に手放せる。そんな心理ですね。

不良セクタはないと思われる等、不自然な推量を付け加えるよりもこのように動作未確認の状態で放出される方が信用できる。
手間とリスク。その二つを考えながら不自然さは除去していく。それがジャンクHDDです。

知り合いから譲り受けた動作済みHDD。ただし動作未確認なのでジャンクでお願いしたいドライブ。

こちらは、動作していたパソコンから取り外して保管しておいたHDDとは根本的に違います。
なぜなら、自分自身では使っていなかったということで動作を確認できていません。
つまり、そこは色々と指摘されたくないため、知り合いから譲ってもらった扱いにして動作未確認にしているということです。

結論。これは避けるべきジャンクHDDとなります。基本的に壊れていて使用不能が多いです。

間違いなくS.M.A.R.T.リセットされた悪質なドライブです。さらに、それで状態が不明でジャンク扱いとなっている。
このようなジャンクHDDは2022年頃から増加傾向で、今も増加しています。
使用時間が0と言われても、それでどうしたら良いのか。未使用品でもなく、そこまで調査してセクタレベルの完全検査が行われていない。
どう解釈しても手を出してはならないドライブに属します。

基本的に使用時間が0のドライブには手を出してはなりません。それがジャンクHDDなら、なおさらです。

ただね、中古ドライブでは「正規の再生品も使用時間が0になる」ので、そこを悪質なドライブは悪用しているのでしょうね。
正規の再生品は、使用時間が0から再スタートでも特に問題はないためです。
そこに乗っかる悪質なドライブたち。難しい問題でもあります。

動作確認が行われており、認識しないためジャンク。

この場合、認識しないと明記されてますので認識しない点は間違いありません。
ただし、全部が本当に認識しないわけではないのです。実は認識していたけど、たまたま動いていなかった。
ずっと保管したまま電源を入れてこなかったHDDは、久々に電源を投入したとき稀に「再試行」する場合があります。

その再試行の後、認識しない場合があるのです
つまり、そのまま再確認せず「認識しないジャンクHDD」となっていた。
もちろんそのようなドライブは少ないのですが、認識しないものとして売られている以上、格安です。

部品取り用として購入してみたら普通に動作した。そんな偶然も、案外起きるということです。

S.M.A.R.T.をチェック済みのドライブ。でも、なぜかジャンク扱いでお願いします。
ここまでお読みになられた方なら、直感で、すぐにわかると思います。

このドライブには間違いなく不良セクタが存在します。そのためジャンク扱いになっているのです。
もし不良セクタがなく安定していてS.M.A.R.T.が正常なら「中古品」として売れるのですから、ジャンク扱いにする理由がありません。

なぜかセクタ検査等の結果もなく、いきなり「ジャンク扱い」と書かれていたら、それは不良セクタとなります。

不良セクタの数を直接表す再配置カウンタの0x05。この再配置カウンタのみで不良判定を行うと、ジャンクHDDが多く現れる原因にもなっております。

というのも、0x05が0の状態のまま故障する確率Aと、0x05が1以上で故障する確率B。
もし0x05が1以上でジャンクHDDとなるならば、0の状態なら正常だと言わないといけないのです。
ところが、確率Aと確率B、統計を取るとよくわかります。そんなに差はありません。

つまり0x05が0であろうと壊れるときは壊れますし、1以上でも普通に何年も正常で動作している。

もともとSATAに備わるS.M.A.R.T.は、SASのような詳細な情報は出さないため、このような状況になるのです。
これがもしSASで、不良化しているセクタが急増していると通知がある(1以上)のなら、やっぱり故障しますので。

使用時間が5万を超えているのでジャンク。過走行車のようなものでしょうか。
ここで、このようなドライブの使用時間には重大な秘密があります。

それは、ヘッドおよびプラッタが稼働状態の累計仕様時間ではない、という点です。

それが、使用時間、累計ではないのか?
そう言いたくもなりますが、違うのです。

これは、基板に対して通電された時間が、この使用時間なのです。
裏を返せば、ドライブなどに備わる省電力機能でスピンダウンしていた場合でもこの時間は経過します。

よって、ドライブをゴリゴリした時間=使用時間、ではありません。
スリープ状態で待機していた時間も加わるので、特に個人利用だったドライブは使用時間が数万時間に達していた場合でも実はそこまで劣化しておりません。

まだまだ新品に近い状態だってあります。
その証拠に、セクタ検査等(FromHDDtoSSDの完全スキャン等)では正常となるのです。

つまり、このようなジャンクHDDは、買いです。もちろんその際、セクタ検査が行われた証拠スクリーンショットが必須です。

実はほとんど劣化しておらず、時間だけ経過している、そんなドライブです。
あんまり教えたくはなかったのですが、これくらいは情報がないと、読んでいただいておりますので……。

昔はそんなのありません。新タイプのジャンクHDD。
それが、「みたいことがない……メーカ」です。

怪しげなラベルが貼られて、S.M.A.R.T.は正常。それでもジャンクお願いしますというHDDです。

まずOEMの可能性です。その場合は、案外違ったメーカから出ている場合もあるのですが……HDDでそういうのは、まずないです。
となると……、まあ、ドライブ高騰を原動力にして雨後の竹の子のように出てきた……みたことがないメーカ、ですね。

それらは基本、動かないものとして判断します。
HDDは非常に精密な機器ですので、ちょっと部品を寄せ集めたくらいで動作させることは難しいです。
それが逆に、偽HDDを防いでいる良い面でもあります。

それに対してSSDは、ラベルまで偽造して偽SSD、油断すると掴まされますので、もう……出所が確実な新品しか買えない状況でもありますね。

よくあるジャンクなHDD。認識までは問題ないがフォーマット不可。

セクタ検査は未実施。これは不良セクタではなくヘッド系統が故障しております。
HDDの損傷では不良セクタを思い浮かべがちですが、ヘッド系統の僅かな損傷でも動作が不安定となります。
そのうち分かりやすい症状が、フォーマット不可という症状です。

フォーマットという作業では、ファイルシステムが稼働するためのメタ情報をドライブに書き込む作業を指します。
それすら安定せずに完結できないというのは、それだけドライブが弱っている証拠でもあります。

もし不良セクタまでに至らなかったとしても、正常な動作は期待できません。
FromHDDtoSSDの動作安定度で、それは、はっきりとわかります。

このようなジャンクHDDは、そのドライブの端子に着目します。
SASだった場合、SASのドライブが扱えるのなら買いです。
※ SASの使い方についてはnote記事の方でご紹介いたしました。サーバ専用ではなく個人用途でも余裕に動作します。

SASは、使い方が独特なので動作未確認になりがちです。そのようなジャンクは狙い目になります。
ただし、一般的なSATAだった場合は要注意です。
簡単な動作確認すら行われていないため、なぜジャンクHDDとして売られようとしているのか考える必要があります。

どのみちそのようなジャンクHDDは商品画像だけの場合が多いため、考えても意味はなく、動けばラッキーという感覚で購入することにはなります。

時々、みかける……分解暦ありのジャンクHDD。
このようなドライブは、基板の部品取りのみ。それしかありません。

もともとジャンク品は「部品取り」を目的としていますので、このようなドライブも格安で流通しています。

基板のみのジャンク品すらあります。
ただ、基板だけだとリビジョンがわからないので扱いにくく、その点、分解暦ありでも元のドライブが分かる方が価値が高いのです。

ジャンクHDDに限らず、よくみかけるジャンク系の説明としてこのような譲渡絡みは多いですよね。

もちろん、このような場合はジャンクHDDに限らず「様子見」または手を出さないのがコツです
動作確認できない場合は多くても前オーナーでは「動いていた」かのような内容はちょっとね……です。
説明できない何かがそこに隠れていて、このような内容の販売に至っていると判断するわけです。

しかも前オーナーというのは……。自分はまったく察知していなかったと言い切るために、です。
前提としてジャンク品なのですから、故障しているは当然の商品です。
それなのに、そんな言い回しになっているのはどうしても引っ掛かるのです。

ドライブ(ジャンクHDD)がセットでジャンクとなっている場合です。
このような場合は外れのジャンクが多めに積まれて高額になりがちです。

当たりも1台はあるのでしょう。ところが、まとめてなので……。
このように複数台ジャンクは外すと、外れた分をまとめて買ったことになってしまうので、手は出しづらいです。

使用時間の次は、電源投入回数が異常に高いためジャンク扱いという、ジャンクHDDですね。
使用時間の場合は基板への通電時間だったのでスリープも含みますと書きました。

でも、電源投入回数は逆なんです。
つまりこちらは、基板への電源投入回数なので、スリープなどによるスピンダウン・スピンアップ回数が含まれていない可能性があります。
よって、実際に行われたスピンダウン・スピンアップ回数よりも極端に少ない値になっている可能性があります。
つまり、そのような回数が記録されないタイプの機種となります。

それでは、電源投入回数が異常に高いためジャンク扱いとは、何か。
これは、そのようなスピンダウン・スピンアップ回数が記録されていたことを示唆します。
よって、それは正直に記録されていたドライブとなりますので、判断には迷います。
正直にそういう記録が行われているドライブ=良品・名品というイメージで問題ありません。

よって、数千回空程度なら問題ない水準と見ております。
ただし、数万回となると、だいぶお疲れかもしれない。そんな、ドライブでした。

HDDの落下品。
落下させてしまいましたと明記されている上、その影響による大きな凹み画像がある場合ですね。 大きな衝撃は致命傷になるのか。そこですよね。

それは何度も書いてきた通り、動作中の出来事なのか、それで決まります。
動作中にドライブが凹むほどの衝撃を受けたのであれば正常に動作していたとしても避けるべきです。
ただ、そのような場合は、ほぼ故障します。正常に動くようなことはまずないのです。

よって、取り付け時に手を滑らせて落としたとか、そのような衝撃が多いです。
その場合は、正常に動作しているのなら、実は許容範囲内で済んでいた場合も多いです。
それでも大きな凹みがあると気にはなります。

落下品という情報がある以上、半分は賭けで購入することになって、念入りな検査を要するドライブでもあります。

認識させればわかるため、ラベルが剥がされるか、それとも容量が解読できないラベルなのか。

このようなドライブで注意すべき点がありますので、お知らせいたします。

容量が不明系では、「おそらく8TBです」に代表される、個人的な予想が付け加えられております。
このような予想は、かなりの確率で外れております。
実際に、商品画像のラベルをよく読むと1TBなのに、8TBをそのような形で名乗っているジャンクHDDなども見かけております。

それでも、予想ということで提示しているだけですので、違っていても返品はできません。
異様に安くて、そのようなドライブが放置されているのは、商品画像のラベルから容量を見抜いている方が多いということです。

そこで、容量の見抜き方ですね。 LBAと書かれている部分、ここが重要です。
このLBAの数値に512をかけて、1000で3回割ったものが、ギガバイトになります。
それで容量がわかる仕組みになっております。
※ なお、SASの場合は単純に512ではないため、それはまたの機会でご紹介いたします。

それでは、SATAの容量計算方法に続き、SASの場合ですね。
SASの場合はまず、512e(AF)なのか、4kなのかをラベルから読み取ります。
512e(AF)の場合は512、4kの場合は4096になります。

そして、その数値をLBAとかけて、1000で3回割ることでギガバイトになります。
SASはセクタサイズを自力で変化させられるsg_formatに対応しているため、このようにラベルでセクタのサイズを最初に掌握する必要があります。

これにより正確な容量を取得可能ですので、お試しいただけますと幸いでございます。

基板に、明らかに燃えた形跡のあるジャンクHDD。
昔はモータドライバICだったのですが、今では別の個所もよくブローしているようです。

でも、本当に経年劣化により損傷したものなのかを見極める必要があります。
なぜなら、コネクタの挿し間違いによってもブローするからです。

反対につなげば、ブローします。それは一瞬でも起こります。5Vと12Vを反対につなぐわけですから、そのような故障は瞬間的に起こります。

あのSATAケーブルの電源コネクタ。逆挿ししようと思えば可能な構造ですよね。逆挿し防止部分が弱いため、力加減次第では、逆にも入り込みます。
そのような事故によって起きる、基板のブロー。電源周辺部が焼けているものは、確実にそれです。

このタイプのジャンクHDD。見た瞬間にSeagate製とわかるくらい、有名な症状です。
ちなみに、このタイプは修理不可なので、手を出してはいけません。

動作音が正常で、認識が落ちる位なら直せそう。そんな期待を瞬時に打ち砕く、この壊れ方です。
直ることはありません。そのようにできている、そう考えていただくとご納得いただけると考えております。

どうあがいても、少しは認識するのですが動かない。そんな状況に遷移していると考えるべきなのです。
ちなみに、この状態からのデータ復旧も大変です。
すなわち、データ復旧を要するような状態でもあり、直ることはないという状況なのです。

スピンアップに失敗する場合があるけど、うまくいけば普通に使える……。
寿命を迎えたHDDの典型的な症状です。 部品取り用で購入するか、研究用途・ネタ用途で手に入れる。

そんな使い道ですね。それだけ、スピンアップとスピンダウンの負担が大きいということです。
大きな変化は、機械的な負担が大きい。そこから壊れていく典型例でもありますね。

このあたりからジャンク選別の難易度を上げていきます。このドライブ。完全消去できたので正常だけどジャンク扱いにしたのかな。
普通は、そう考えたくなりますよね。ところが、これまで書いてきた通りです。
ドライブは、書き込みよりも先に、読み込みが壊れます。

つまり、不良セクタが先に生じて、その次が書き込みの故障になるのです。
イメージ的には逆になるので掴みにくいことは確かですが、実際にそうなっております。

ここで「完全消去の意味」です。これは書き込みしかしておりません。

消去できた≠正常

この式が大事です。完全消去できても全セクタが正常に読み込みできるとは限りません。
そのような似た状況から、不良セクタを抱えたドライブなんて沢山みてきました。
結局、ドライブ検査が大事です。完全消去済みは、正常品ではない、のです。

これもよくありがちなドライブです。でも、わかりやすいので、以下のルールで決めてしまうと楽です。

それがSATAだった場合は、やめておく。それがSASだった場合は、価格にもよりますが購入してみる。

SATAで合わないというのは、さすがに合理的ではないためやめておきます。嫌な予感がします。
ただしSASだった場合は、SATAでは絶対に動かすことができないため試してみる価値が大いにあります。

このように、SASが使えるようになると大きいです。
個人用途でも問題なく稼働させることができますし、耐久性にも優れております。
ただし、セクタサイズに関する事前知識が必須という、技術でカバーのドライブです。

電源が入らない典型的なジャンクHDD。
本来、故障している場合は異音などが大部分を占めているHDDで、電源自体が入らないとは、いったい何か。

基板の故障なのか。それとも……。 最近の機種では基板の故障なら異音なので、そうではないですね。
つまり、電源自体が入らないとは、電源部に何か大きな問題を抱えている可能性が高いということです。
その電源部とは、ドライブ側の電源部、です。

そう簡単に修理できる場合ではないので、基板のブローと同じ扱いになります。
簡単そうで、実は難しい。そんな状態のジャンクHDDでした。

S.M.A.R.T.を調べてみたら、よくわからない属性値が0ではないのでジャンク扱いとなったドライブ。
この場合、これでセクタ検査が行われていて問題ないなら、買いです。

基本的にマイナーな属性値は、ほとんど重要ではありません。気にしないのが重要です。
ところが、です。 セクタ検査が行われていない場合は、要注意です。
隠れた損傷が残っているかもしれません。

さらに、気になるのであればセクタ検査まで実施すべきなのに、それが実施されていない点も気になります。
総合的に考えて不自然な点が多いため、価格にもよりますけど、手を出さない判断となります。

同型番・複数台。RAIDなどの装置で使われていたドライブと推測できます。
ここで、RAIDで使われていた環境によってドライブの状態が大きく変わります。

そのような商品が一つだけの場合は、個人用途向けで利用されてきたドライブです。
逆に、そのような商品が同時に沢山列挙されている場合は、法人用途向けで利用されてきた痕跡となります。

個人用途向けだった場合、使用量は少ないかもしれませんが、故障している可能性が高いです。
逆に法人用途向けだった場合、使用量は多い反面、壊れる前の保守交換となるため動く場合が多いです。

悩みますね。このような場合は、値段で決めてしまいましょう
中古価格に対してそこまで高くはないと判断できる場合は、買いとなります。

使い込まれた可能性が高いHDDがジャンク扱いになっている例です。

このようなドライブは、用途によって使い分けます。
録画用などの重要度が比較的低い用途向けなら、まだまだ使用可能なドライブです。

逆に、データ保管庫を含めたデータ運用が絡む用途の場合は避けた方が良いです。
ジャンクHDDというよりは、ジャンク扱いのドライブ。

再配置カウンタが小さいうちは、まだまだ本格的な影響が出るまで時間がかかります。
用途に応じて使い分けていきたいですね。

販売するのに検査が面倒になったのか、それとも……。 邪推を呼びかねないこの表現。
でも、なぜか期待はしてしまう心理。その僅かな隙を突くのが、このタイプです。

これは、わかりません。本当に動作確認が面倒になった正常品もあるなか、本格的に故障しているものまで、たくさんあります。
これがジャンクのHDDです。HDDに限らず、某中古店のジャンクコーナーでも似たような商品が埋もれるように沢山ありますよね。

あんなジャンクコーナーなんて、昔は、自分みたいなごく一部の者しか立ち寄らない場所でした。
しかし今は……。
そこに掘り出し物が多く眠っていることがバレてしまったようで、普通に誰もが立ち寄る場所となってしまいました。

ケーブルとか、そんな付属品ありのジャンク。
ジャンクHDDに限らず、ジャンクに付属品って、本当の意味で「部品取り」となります。

メインは、ジャンクHDD本体です。
そこを見誤らずに、商品を状態をじっくり観察することが、そのまま再利用できるジャンクへの近道です。

複数セット構成で、そのうちの1台が中古正常品。つまり、まとめて処分売りという場合ですね。
この場合、セットとなったジャンクHDDは検査されており確実に動作しないものです。

中古ドライブを販売するということは、そちらは検査しているわけで……それでジャンクな方を調査しないわけがないためです。
そこで、中古正常品の容量とジャンクHDDの容量を比較します。
だいたい、正常側は小容量に対してジャンク側は大容量の場合が多いです。

結局、その小容量HDDを中古で買うことになるパターンなので、必要なら、となります。

つまり、SATAとSASが混合状態などです。
このような場合、過去にジャンクHDDを多数購入していて、動作不能で余った分を放出している可能性があります。
つまり、それらは動きません。

すでに動作検証を完了している個体ですので、部品取り専門ですね。
よって、それらを買うかどうかは部品取り向けとして価格次第となります。
ただし、注意点です。それらはニコイチなどで他の部品と入れ替わっている可能性が高いのです。
つまり、部品取りにするにもラベルの情報と基板が一致しないため、その用途でも厳しい可能性が高いです。

時々、認識状態を保てなくなるドライブ。すでにここでも取り上げている、もうそれは……、です。
結論から書くと、それは部品取りにもならないかも、という壊れ方です。

ジャンクHDDとして再活用を狙うなら避けるべきドライブです。稀に認識しない。
それは高く売りたいから書いているのではなく、本当の話です。そういうドライブが本当にあります。

ところが、これを再利用な形まで回復させるのは絶対にできませんので、ジャンクHDDとしては不適合です。
購入の方は、避けるべきドライブとなっております。

これは、あるメーカの、あるモデルで多発する症状です。その症状を起こすと、正常には絶対に使えません。
ジャンクとしての価値も、みな「同じ症状」で故障するためニコイチにもできません。

よって、買ってはならないジャンクHDDとなります。
あるモデル……これを書くのはまだ迷うので、あまりにも今後も続くようなら開示いたします。

まずは再配置カウンタ(0x05) それでは締めとしてS.M.A.R.T.系の注意状態。
そのジャンクHDDを統括して完結しましょう。

まずは0x05 再配置カウンタ。代替セクタの再配置について、ですね。
これについては再配置を待機するカウンタもありまして、それは、読み込みと書き込みの特性から起きます。
書き込みの段階で不良化を見つけた場合はすぐに代替できますが、
読み込みの段階で不良化を見つけた場合は、その情報を読み出さないと情報を失うため、複雑となります。

そのような条件が重なって、代替だけでもかなりの項目が重なってくるのです。
それで0x05で注意状況。変化量が重要で、どれくらいで増加してくるのか。
それはS.M.A.R.T.からでは読み取れないため、ここで書いてきた通り、重要度が低い場所限定となります。

S.M.A.R.T.の調査に加え、セクタ検査済みのジャンクHDDも多いです。
正直に状態報告されているため、それを納得した上で購入することができます。
そのため、案外高くなります。

今の時代は、正直に書いた方が「価値が高くなる」傾向です。それだけ、偽物が多いんでしょう……。
ちょっと油断すると、購入したものから、ちょっとした情報まで……虚構で飾られた「偽物」だった。多いですね。

ちなみに、このようなドライブは不良セクタが生じた区間を領域で外せば、まだまだ使える場合も多いのです。
プラッタにちょっと磁性体剥離。そんな感じなので、工夫して使う。ぜんぜんアリですよ!

不良セクタ修復に失敗したHDD。 故障個所は内蔵ヘッド一式で確定となります。
つまり、読み書きを処理するヘッド自体の劣化により動作不能となっておりますので、
このようなジャンクHDDの回復は……難しいのですが、一つだけ方法はあります。

その方法は、別の機会に詳しくご説明いたします。
でも、その方法は非常に大変なのでまったくおススメはできません。
ジャンクHDD復活を期待しての購入は避けた方が無難です。

RAIDで使用されていたHDD。どのような場所で使われていたとしても、中身は同じです。
SATAか、SASか。接続端子で決まります。

そのため、RAIDアレイで利用していて見えなくなった。どう解釈するべきか。
運が良ければ無傷の中古ドライブ。
運が悪ければ認識不能なドライブのみを複数台構成分の価格で買うことになります。
現状渡しの場合は、特に運の要素が大きくなる、そんなジャンクHDDでした。

分解暦のあるドライブです。 ネジが外れたままならすぐにわかります。
それではいじられた跡は、どうみるべきか。

それは、シールが破られているかどうか、です。
ドライブ全般に、分解すると破れるようになるシールが必ずあります。
それで分解暦を掌握している、そんなシールです。

それが破られているジャンクHDDは論外ですので、手を出すべきではないとなります。
基板等の部品取り。そちらの方で検討することにはなりますが、 分解暦ありのドライブは、基板もオリジナルとは限りません。

今まで見てきた中では、異なるリビジョンの基板が付いていたなんてよくあることでした。
そこまで考えると、他のジャンクHDDで未分解が確実な個体を狙った方が良さそうですね。

端子が損傷してジャンク。
SATAの端子は比較的破損しやすいため、プラスチックの部分が外れているものなどがよくあります。端子だけなら、修理は簡単です。
壊れた基板からSATA端子を取り外して移植するだけですので。

ところが、これで問題なのは、端子損傷を理由に「動作未確認」という点です。
その損傷は本当に取り付けミスなどで起きたのだろうか。
色々と考えを巡らせて、本当に、端子損傷だけなのか。なかなか難しい問題が、そこにあります。

豪雨の影響でしょうか。水没系と思われるジャンクHDDなども、あります。
密閉されてそうで、実は、そのほとんどが密閉されておりません。
※ ヘリウム充填型は密閉されています。

空気を出し入れするための穴がありますので、そこにそれなりの水圧が加われば、内部も水没です。
その状態がまったくわからないのに加え、基板系統にも深刻な損傷があります。
よって、直せない上、部品取りにもなりません。水没系は、基本的にダメです。

フォーマットできない。それで未検査のまま販売される、よくありがちなジャンクHDD。
相性問題を匂わせてそれさえ解決できれば使えそうな雰囲気を保っていますが、単に故障して書き込めないだけです。

ドライブは書き込み側よりも、読み込み側が先に壊れます。
その理由は、本サイトやブログ・noteなどで何度も述べてきました。

つまり、書き込みに失敗=読み込み側はすでに壊れ、それが書き込み側にも至っていると解釈します。
部品取り以外では修理等は望めない、そんなジャンクHDDということが、それだけでわかるのです。

動作しない原因。それは分からないので賭けですね。
実際の例では、フォーマットが異なっていて認識していなかったのはありました。
それはNASで使われていて、そのままWindowsに挿せば動くと勘違いされたもの、でした。

もちろん、そんなラッキーは多くはありません。単にS.M.A.R.T.に記録されにくい、ヘッド側の損傷を抱えたドライブ。
圧倒的に、そちらが多いです。基本的にS.M.A.R.T.はプラッタ側の損傷なら反映されやすいですが、ヘッド側はまったくもってダメです。
これもまとまってきましたので、別途、このような形で掲載いたしますね。

ドライブを潰すことでデータを抹消する。そんな考えは、10年以上前の話です。
無残にも潰された、まだ使えたはずのドライブ。環境的にもすでに問題視されており、今の時代は、違います。

ではなぜ、今の時代は、全セクタの1度上書きで十分となったのか。
別にデータの機密保持性の要求が下がったとかではありません。
単に、データの記録密度が大幅に向上し、分解して直接読み出すことが物理的に不可能になったから、です。

昔の低密度な記録面では、その磁気情報からデータに復元される可能性はありました。
でも、今のHDDやSSDで、そんなこと、できません。
つまり、できないのに、それに備えて、ドライブを潰していた。
もったいない、限りですよね。
しっかりと抹消し、リユースさせることで、まだまだドライブなんて、使えるのですよ!

パソコンのケースを購入すると、おまけ程度の電源装置が付きます。

そこで、特に何も感じずに流用する方も多いと思います。
ところが、表記通りの電力が得られている場合でもその質によって接続先の負担が大きく変わります。

電源の選択。これが案外難しく価格に関わらずハズレもそこそこ含まれております。
ここでハズレ商品については、下手すると先ほどのケース付属電源よりも品質が悪いのではないかと疑いたくもなります。
逆の例も存在し、ケース付属と同程度の価格帯でも問題なく安定運用できたものもございます。
データ復旧を行う装置などには、安定性に定評のあるメーカさんを必ず採用しております。

最初の電源投入で爆音と共にファンの部分から煙が発生し、その衝撃で電源ケースが変形。
※ 接続したマザーボードは故障せず助かりました。
※ 煙が少し出てドカンでした。