水冷パソコン

ホームドライブ解析技術→バックアップの危険性→水冷パソコン
パソコンにまつわるコラム:水冷装置の脆弱性

■ 水冷に関して 色々と経験させていただきました

多種多様な水冷装置が出回っております。そこで、お手軽に水冷出来るのではないかと考えたくなります、
しかしながら想像以上に大変な構築作業を必要とします。まず、水冷装置を一式セットで購入した場合を考えます。 CPUに関しましては標準で水冷枕が付属いたしますので特に問題ありませんが、 その他のパーツ部分に関しましては自力で部品を集めて、装置へ接続しなくてはなりません。
接続する個所が増えますと水の抵抗が大きくなり、付属ポンプでは間に合わず、それに似合うポンプが必要となります。
※ 付属ポンプは、自分自身のキットに付属していた分しか供給できません。 結局、後々に不満が募り、装置を拡張した場合は能力不足から別のものへの交換を余儀なくされ、 最終的には無駄が生じます。購入計画を立てないと、無駄な出費が重なります。
行き当たりばったりで一式セット購入、お勧めできません。

■ 水漏れが心配 セット購入なら安心できそうなのですが・・

「セットの方が水漏れなどの心配がなく、安心」という雰囲気がございます。
しかし・・、普通に水漏れいたしますし、タンクは割れるし・・、色々な面で厳しい内容でした。
(こちらも2回とも・・1回目はタンク割れ、2回目はコントローラのパネル部分から噴水です)

※ 追記:あくまでも「自分で組み立てる」キットです。
組立・組込済みの場合は頑丈ですので、全く問題なく動作いたします。ただ、拡張性がないためそれも・・。

■ 静穏について

ポンプを交換する際、交換する位なら直列に繋げれば良さそうと思いがちです。確かに水流が良くなりますが・・当然ながら動作音が大きくなります。
そもそも、水冷する目的の一つに、稼動音を抑える事が挙げられ、それを達成できない訳です。これでは空冷と大差なく、投資効果も薄いと思います。

■ 購入の手順

冒頭でもお話いたしましたが、セット購入はお勧めできません。
能力の高いポンプ、径を揃えてチューブ類一式、ジョイント、ラジエター、タンク、水冷枕を必要な分揃えます。
チューブ径は統一されていないようで、これが接続機器により要求されるのもが異なり、
さらに構築を難しくしております。できれば揃えた方が良いのですが、難しい場合は違う径を結ぶジョイントを利用します。 これにより、異なった径同士で接続を可能に致します。
ポンプは余裕を考えてください。後々に機器が増えた場合でも十分対処できるようになります。
しかし、ポンプの出力が高すぎると、稼動音が大きいため、目的の一つが果たせなくなる恐れがございます。

■ ジョイントなしで、異なる径同士の接続

どうしてもジョイントが手に入らない場合は、無理矢理に接続しても特に問題ないと思われます。
※ ただし、大きい径から小さい径に繋ぐ事はできません。水漏れを起こします。