復旧不定期日誌397, データ復旧ソフトウェアの使い方 その7 分散ファイルについて

本日は、復旧中に必ずと言ってよいほど出現する分散ファイルについて、ご説明いたします。

分散ファイルは、最上位に位置する親から出ていないフォルダ構造一式を示します。
最上位まで辿れないので、本来ならば無効となるフォルダ群となります。
しかし、ドライブが壊れかけると、途中で枝構造が壊れて孤立するフォルダ群が多数出現します。
そこで、データ復旧ソフトウェアでは、その孤立したフォルダ群を回収する機能が必ずあります。

ただし、9割以上は最上位の親に帰属する流れで復旧されますから、
本ソフトウェアにてそれを意味する「Root」フォルダ以下を先にご拝見いただき、
それから、分散を意味する「Separation」フォルダをご確認ください。

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