[データ復旧サービス][1] シリーズ別に統計を取得する意義について

おはようございます。本日よりデータ復旧サービス編です。

まず、シリーズ別に統計を取得する意義についてです。ハードディスクやSSDなどのドライブはシリーズ別にファームウェアの内容が似てくる性質がございます。ファームウェアはドライブの動作を決めるため、壊れ方やその時期なども似た位置に寄ってくる性質があります。

ところで、それらを事前に知るにはどうしたら良いでしょうか。

一般的な手法として統計があります。

統計論とは、地道に標本を集めて母体を作っていくというプロセスを指します。

この標本というのがドライブの壊れ方に関する情報です。そこから数々の手法を用いてシリーズ別に母体がどうなっているのかを作っていきます。

IT関連がビッグデータとしてこのような標本を欲しがるのは、そこから母体を作りたいためです。でも、しっかりとプライバシーポリシーを提示し、それに承諾のち、どの情報をどうやって活用しているのかを明示する必要がありますので大丈夫です。

母体がある程度できれば、それを統計データとして「統計スキャン」「データ復旧技術」に母体を投入します。もちろん、サイコロの確率のような完璧な母体は無理です。ある程度使える形で問題ないです。

すると今度は、その母体から標本を取り出す形で解析を進めていくという手法です。これにより各データをある程度自動化して安全に復旧することができます。

暗号通貨短編