復旧不定期日誌339, ブロックチェーン活用のドライブ検査ウォレット

SLC,MLCの場合は完全スキャンのみで良いのですが、
近年の多層SSD(3D NAND等)の検査では不完全な事が掴めました。
※ 情報エントロピー(乱雑したデータ量の割合に関する指標)が低いと正常だが、
高いとエラーとなるものが多く出回っているためです。これを調べるため「乖離率ベンチマーク」があります。
完全スキャンの他に、こちらをさらに実行いたしまして、
A~Fが25%以下ならば大丈夫です。

ただ、毎回「完全スキャン」「乖離率ベンチマーク」では面倒です。
さらに、基準の25%以下の点も、
これでは、この先どんどん登場するSSDに普遍的に対応できるとは思えません。
※ SSDの機種別に「力ずく条件式」で対応なんて・・・
絶対に嫌ですニャ。(途中で破綻するニャ・・)(^^;

そこで、ブロックチェーンの登場です。
基準のしきい値をブロックチェーンに刻んでいき、
50%以上の同じ情報を正として扱います。
ブロックチェーンの合意形成システムを上手く活用していきたいと思います!

なにとぞよろしくお願いいたします。

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