復旧不定期日誌25, HDDバックアップの欠点

最近更新できず、大変申し訳ございません。

HDDのバックアップ先として、
HDDを選択するのは近年当たり前になってきております。
DVDでも4.3GBしか入りません。HDDとそれ以外の媒体の容量差は広がる一方です。

ようやくBDやHD DVD等の高容量がちらほら登場していますが、
それでも一層で25GBで、尚且つ規格統一されていません。
統一されていないのは「厳しい点」としか言いようがないですね。

バックアップを行う際、バックアップが読み出せるかをチェックする必要があります。
これは、バックアップ後、それら一式をさらに違うメディアにコピーできるか検証します。
毎回の必要性はありません。月に一度は実行してください。
確かに非常に面倒ですが、肝心なときに読み出せない可能性が生じてきます。

「ライトオンリHDD」でも述べましたが、書き込みと読み込みは違うヘッドが行っていますので、

1, 書き込めても読み込めないセクタ
2, バックアップの際に更新されないセクタが、途中から読み出せなくなります

上の2通りに該当した場合、もはやバックアップ自体は成功しても読み出せず、
肝心なときに全く役に立たなくなります。

特に、2が怖いです。
普段から「更新」だけで利用しているファイルの場合、 更新分のセクタがバックアップされて、
実は過去に書き込んだ部分が死んでいるのに気が付かず、
肝心な時に読み出しエラーが生じてしまう、という事例も結構ございます。

HDDばかりに頼らず、
重要ファイルだけはDVD等にバックアップする習慣が必要ですね。

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