SORA-QAI暗号通信等の機能を活用する時に必要となるネットワーク手数料はECDSA側から取っております。この理由として、量子AI耐性側から各機能を活用するための手数料を取ると、手数料分がちょうど別の残高から引くことになった時、そのトランザクションを含める必要が出てきてしまい不利になるからです。それであれば、すべてECDSA側から引くことで、そのような問題は全て解決します。
ここで、ECDSA側ではなく量子AI耐性側に全SORAを保管しているときです。この場合、ECDSA側に残高がないため、SORA-QAI暗号通信等の機能が利用できなくなります。この問題を解決するため、ボタンを押すだけで量子AI耐性側からECDSA側に10 SORAを送るトランザクションを出す機能を実装しました。