復旧不定期日誌24, Seagate 750GB, 数え方の違いによる容量誤差

AIデータ復旧サービスについて

750GBが登場したようです。(ST3750640A)
4プラッタ構成で、垂直記録方式採用品ですね。

しかし、4プラッタで750GBだと187GB/1プラッタ。水平記録方式でも160GB/1プラッタはありましたので、少々期待外れか・・?もしかしたら200GB/1プラッタなのかもしれません。

もちろん、200GBを4枚使用したら800GBです。しかし、1TBに向けて「数え方の違いによる容量誤差」を何とかしないと苦情が出てきてしまう恐れがあります。

ご存知だとは思いますが、コンピュータは2のべき乗で情報を扱いますので、1024(2の10乗)で単位が上がります。しかし、HDDの容量表記は1000で単位が上がります。
例えば、HDDは「250GB」と名乗っていても、コンピュータから見た実容量は「232GB」と少なくなります

250GBで18GBも誤差が出ていますが、まだこの程度であれば別に問題はないのですが・

  • 320GBだと実容量は298GB。
  • 500GBだと実容量は465GB。
  • 750GBだと実容量は698GB。
  • 1TBだと実容量は931GB。
  • 1.25TBだと実容量は1.16TB

垂直記録方式であれば1.25TBは軽く出せると思われますが、約100GBも差が出てしまいます。
さらに同じ容量でも各メーカで実容量にばらつきがあります。その誤差は160GBで2GB程度ありますので、これが広がる可能性もあり、Seagateは少ない部類に入ります。

1TBでさらに10GB程度失うと、920GB。ですので・・200GB/1プラッタを4枚で800GBにして、実容量が745GB。だから、750GBのHDDに至ったのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました