ハードディスクに必ず存在するプラッタ歪みの症状です。
プラッタは、あの筒状に並ぶディスクを指します。あの精巧なディスクが歪むと、その歪んだ分から読み書き性能が低下していきます。
それでもエラー訂正という機能により問題なく動作はいたします。しかし、そのエラー訂正が限界を迎えると途端に動かなくなるため、定期的な検査が必須となっております。
壊れかけの兆候は動作が遅くなってくる、です。ところが、エラー訂正機能は限界まで対応するので本当に危なくならないとまずわかりません。検査すれば動作安定度などが乱れるため掌握はできるのですが、何もせず使っているだけなら掌握は難しいでしょう。
よって、そのような状態からのデータ復旧はハードディスクの6割を占めます。それだけ多い症状です。
プラッタ歪みに対応できるスキャン技術:https://www.iuec.co.jp/recovery_view/platter.html
