S.M.A.R.T.の信頼性と落とし穴
中古ドライブを見極める際に注意すべき点
ドライブの故障予兆を検出するために、古くから利用されている機能が S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology) です。
この機能により、温度や使用時間、通電回数など、さまざまな内部情報を取得できます。
信頼できる指標とは?
S.M.A.R.T.の中でも、比較的信頼できるとされる指標は以下のとおりです:
- 電源投入回数
- 累積使用時間
- 動作温度
- 再配置カウント
- 代替待ちカウント
これらの数値は、ドライブの使用状態や劣化具合を把握する際の目安になります。
しかし、ここに“落とし穴” S.M.A.R.T.リセット品の存在
S.M.A.R.T.の数値は外部ツールによって書き換え可能です。つまり、「電源投入回数」や「使用時間」を意図的に少なく見せることができてしまいます。
注意すべき中古品の特徴
新品であれば、ある程度「通電回数」「使用時間」「温度」は一致していることが多いですが、それでも「電源投入回数」が明らかに不自然なものも存在します。
結論:S.M.A.R.T.は“目安” 使用時間0は……疑えの状況でした
S.M.A.R.T.は非常に便利な情報源ですが、過信は禁物です。特に中古品では、表示されている数値が事実を反映しているとは限りません。
極端に新しい場合、その信頼度は逆に「おおよそ半分」程度と考え、複数の視点から慎重に判断することが大切です。

