[データ復旧成功事例] 復旧率100% IO-DATA RAID LAN-DISK [HDL-GT4.0] Seagate製 1000GB 4台 他 東京都[法人様]

データ復旧サービス成功事例

RAID崩壊モード

お客さまよりお伝えいただいた症状

以前にPCのHDD復旧で何度かサポートいただき、ありがとうございました。

今般、I/Oデータ製のNASにてRAID崩壊によるデータ損失が発生してしまいました。使用モデル・構成:HDD1(障害を起こしたHDD): Seagate ST10000DM003 HDD2: WDC WD10EFRX-68JCSN0 HDD3: WDC WD10EFRX-68JCSN0 HDD4: SAMSUNG HD 103SJ 経緯:HDD1にて回復不能エラーをLandiskのシステムが検知。Landiskのビープ音にてHDD1の停止(赤ランプ点灯)を検知、HDD1を取り外す。

会社より、RHD-1.0Rではなく、WDC WD10EFRX-68JCSN0を単体購入し、故障したHDDのカートリッジに付け替えるよう指示。カートリッジに付け替え、Landiskに装着する。この際、Landiskよりエラーを示すと思われる赤ランプとビープ音が発生とのこと、リセットすることで解消すると判断した作業者が電源断を実施。電源再投入後、全てのドライブで赤ランプが点滅し、エラーを表すビープ音が発出。当初設定したIPアドレスでLandiskが反応しないことから、エラーモードになっていると判断し、エラーモード用アドレスでアクセスしたところ、アクセス成功。

ところが、RAID崩壊モードとなっていることを確認。データにはたどり着けず。現在はLandisk自体を停止させています。以上、よろしくお願い申し上げます。

症状の断定

RAID崩壊による全データ参照不能
採用技術:学習スキャン(人工知能) R.E.C.O.A.I.
RAIDの障害では、その障害の元となる要因を探る事がとても大切です。

RAID崩壊モードの場合、「ビット腐敗」の影響が大部分を示しております。このビット腐敗は、普段はアクセスされないセクタが自然に読み込めなくなる物理障害を示しております。RAID崩壊後のリビルドでは「全セクタ」への読み込みが必須となる性質上、この気が付き難い「ビット腐敗」がドライブに存在いたしますと、そこでリビルドに失敗いたします。これがRAID崩壊モードとなっております。

複数のドライブがこのビット腐敗を起こしている可能性が高いため、全ドライブをデータスキャンいたしましてビット腐敗の影響を取り除きます。取り除けなかった分に関しましては、RAID全体イメージを生成の際に、パリティから再生成いたします。これを繰り返しまして綺麗な全体イメージを生成のち、XFSでデータ再構築作業を行い、各データを復旧いたしました。

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