ビット腐敗によるRAID-5アレイの破損
お客さまよりお伝えいただいた症状
I33 Replicate Failure表示が出る
ディスク1が赤ランプ点灯・電源投入後一度管理画面を開き、IPアドレスを設定しないとファイルへのアクセスができない。
電源投入後しばらくするとアクセス速度が低下し最終的にアクセス不能になる。そこで、バックアップ(レプリケーション)の設定を試みたところI33 Replicate Failurの表示が出て消えなくなる。
また、アクセス速度低下の症状が出る。事務所移転時のセットアップでディスク1赤ランプ、IPアドレス設定の異常が発生した。
症状の断定
ビット腐敗によるRAID-5 不整合&リビルド不可
採用技術:学習スキャン(人工知能) R.E.C.O.A.I.
ビット腐敗により、複数のドライブが徐々に劣化する現象となります。これがRAIDの脆弱性となっておりまして、ハードディスクの大容量化に伴い、このビット腐敗が増加傾向となっております。
これはミラーリングでも影響を受けるほどですので、RAID-5でもこの脆弱性の影響を普通に受けます。状態の良いドライブを見極め、ヘッド一式をクリーンルームで交換後(1台)、プラッタ歪み(歪みの凹凸で吸着)を学習済みのR.E.C.O.A.I.(学習スキャン)にてスキャンを順調に進めまして、RAID-5イメージを生成。特に問題なくデータの復旧を実施いたしました。
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