いつもお世話になっております。
実在証明を秒単位で刻むことが可能なブロックチェーンを活用する、
統計スキャンの実装となります。
まず、データのアセプト……受理については、
ピア情報の受け入れと似たようなロジックを実装いたしました。
なぜなら、何度も似たようなデータが来てしまうと、
必要性がないデータの多重処理で重くなるためです。
同じドライブについて何度も検査する過程自体は正常な処理です。
そのため、似た統計は再送信せず、
統計処理で偏ったものだけをアセプトすれば、
自然に、欲しい故障情報だけが集まってくる、そういった仕組みです。
次に、この統計データは専用のデータベースに保管されます。
つまり、ブロックチェーンはトランザクションだけに留めております。
これで、サイズの制約はありません。
そして、専用データベースの整合性については、マイナーが担当いたします。
ブロック承認ロジックに、この整合性処理を追加いたします。
新規ブロック受理の際に、
このデータベースのハッシュ値確認を、承認条件の一つにいたします。
ただし、これをstrictモードにするとハードフォークが必要となりますので、
permissiveモードで処理する見込みです。
つまり、この承認を乗せたサーバ……、すなわち、
v1.4(安定板)またはv4.0以降(最新版)のサーバに切り替わったノードだけでも、
十分な整合性は取れると判断いたしました。
なにとぞよろしくお願いいたします。