復旧不定期日誌380, [HDD/SSD/RAID] 暗号について

AI-NFT Web3.0 FromHDDtoSSD

いつもお世話になっております。
本日は、暗号についてです。

暗号には二種類、存在する点に注意が必要です。
一つ目は、お互いに共通の鍵を持つ場合です。
二つ目は、暗号化で送っていただくための鍵を用意して相手に渡す場合です。

一つ目は、いわゆる合い言葉みたいなものです。
互いに知っている鍵の内容から、復号して読み書きいたします。
そのため、鍵を持つ者以外に情報を知られることはありません。

しかし、それだと不特定の方と暗号でやり取りすることができません。
そこで二つ目となります。
暗号化して送っていただくための専用の鍵「公開鍵」を相手に渡して、
それで暗号化していただき、情報を受け取るという方法です。
公開鍵は公開できるため、不特定多数から「自分」に、
情報を暗号化してから渡すことができます。

ところで、インターネットのブラウザで「暗号化されています」と表示されると、
安心して個人情報を送ってしまいがちです。
しかし、ここに落とし穴があります。
インターネットは不特定多数となりますので、二つ目の方法が使われます。
そして、公開鍵がサーバから渡され、それで通信しているという仕組みです。

たしかに、通信内容は暗号化されています。
しかし、情報を受け取ったサーバ(管理者)は、内容を復号してみることができます。
つまり「守秘的な通信ではない点」に、注意が必要です。
あくまで、受け取ったサーバは、全内容を見ることができます。
そして、間にサーバを挟んでいる場合、その内容は守秘ではないということです。

「暗号化されていますだからさ、ここでの話は内密になるのだろう」、
ではございません。そのサーバには、全情報が「平文」で残っている状態になります。
ご注意ください。

タイトルとURLをコピーしました