データ復旧事例から、完全検査(自社開発FromHDDtoSSD Ver2.0)、故障予測を取り上げております。
また話題があれば、パソコンパーツ系も取り上げます。
今回は「データ復旧事例」となります。
[1]:自作パソコン 1000GB(1.0TB) オンボードRAID-0(500GB×2台構成) |
BIOSがHDDを認識しなくなりました [お客さまより]
何度か電源を入れ直すと認識され、WindowsXPが起動したが、Explorerの動作中にウィンドウが点滅してブルースクリーンが出て固まった。 再び何度か電源を入れ直すとOSが起動したため、外付けHDDにデータを移そうとしたところでブルースクリーンが出て、以後何度再起動しても完全に認識されなくなってしまった。
[症状の断定] 1台がヘッド損傷によるアレイ崩壊
採用技術:DIRECTSCAN Ver2.0
複数で構成されたうちの1台がヘッドクラッシュによって動作不良でした。RAID-0は分散して読み書きを行う性質上、1台でも損傷いたしますと、その1台だけではなく全体のデータへアクセス不能となります。オンボードRAIDは手軽にご利用いただけますが、危険性に関しましても隣り合わせの認識を持つ必要がございます。普段以上にバックアップの取得をお願いいたします。
※ 分散させて読み書きいたしますので、1台の損傷が全体に及びます。