力不足の環境(常時フルアクセス)でIDEを使用致しますと、
数ヶ月で読み込み不能セクタ(つまり、書き込んだのに読めない)が生じ始めます。
書き込んだだけではシステムが停止しないため、
データの納品段階で読み込めないのに気が付くという恐ろしい症状です。
常時フルアクセスの場合、力不足の点よりバックアップ分の余裕確保も難しく、
結局は未バックアップの状態で破損まで至ってしまう場合が多いです。
この場合こそ、SCSIのRAID-0または5で負荷を分散させ、
高負荷状況でもバックアップ分の余裕確保を生み、
差分バックアップを実施してデータを守る事ができます。
RAIDはバックアップが存在してこそ、本来の目的を遂行できます。