量子耐性ブロックチェーン、はじめましょう。やるしかないです。
量子コンピュータがブロックチェーンの鍵(ECDSAやEd25519)を解ける、解けない、そういう問題ではないのですね。量子耐性をメインネットワークに実装し、研究しているかどうか、そこをみているようです。まあ、そうなりますか。
SORAでは、すでに最大256種類の量子耐性を試せるロジックを実装済みです。そこに、現在3種類の量子耐性が実装され、sora1のアドレスでシームレスに動作させることが可能です。
256種類を試せるようにした理由は、量子耐性の方法は一つではないためです。どれが最も軽量で効果を得られるのか、それを試すには複数の量子耐性鍵をシームレスにメインネットワークで稼働させる必要があるため、まずそれを実装し、その上に量子耐性を乗せております。
どの鍵を利用しても、アドレスからすべて自動的に鍵が選択されますので、ユーザは意識することなくブロックチェーンの全自動に任せるだけで、実装されている過去の鍵をすべて利用可能です。よって、新しい量子耐性鍵が続々と実装されていったとしても、すべて互換性がある仕組みで、過去のアドレスは、スワップ等を必要とせずに、全部利用可能です。
この仕組みのフローチャートは以下の図です。しっかり検証を完了しております!