ビット腐敗によるミラーリング破損
お客さまよりお伝えいただいた症状
BUFFALAOのLS-WV2.0TL/R1をRAID1構成で利用
エラー(E14)がでたので、マニュアル記載に従いRAIDアレイのディスクチェックを実施、ディスクチェックが止まらず、電源オフもできずやむなく電源断。再起動するとPCからはディスクが認識できず、ネットでいろいろ調べて、xfs_repair -Lなどを実施するもマウントできず。
データ復旧ソフトで内部が見えたため購入したが、ファイルの復活まではできずじまい。いろいろしてしまったので、最悪のケースも想定されるかと思いますが 一縷の望みをかけて調査をお願いしたいです。
症状の断定
ビット腐敗によるミラーリング破損
採用技術:学習スキャン(人工知能) R.E.C.O.A.I.
ビット腐敗により、複数のドライブが徐々に劣化する現象となります。これがRAIDの脆弱性となっておりまして、ハードディスクの大容量化に伴い、このビット腐敗が増加傾向となっております。
状態の良いドライブを見極め、ヘッド一式をクリーンルームで交換後、プラッタ歪み(歪みの凹凸で吸着)を学習済みのR.E.C.O.A.I.(学習スキャン)にてスキャンを順調に進めまして、特に問題なくデータの復旧を実施いたしました。
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