RAID 5では、1台のドライブ故障に耐えられるように、パリティ付きストライピングという構成が採用されています。
これに対して、構成されているドライブのうち、最大2台までの故障に耐えられるようにしたものが、RAID 6です。
RAID 6は、分散ダブルパリティ付きストライピングとも呼ばれます。
RAID 5では、1台のドライブが故障した時点で、残っているドライブに高い完全性が求められます。
つまり、故障した1台分のデータを復元するには、残存ドライブから正しくデータを読み出せることが前提になります。
しかし、ドライブは突然壊れるだけではありません。
多くの場合、少しずつ劣化が進み、不良セクタや読み取り不安定な領域を抱えながら動作していることがあります。
そのため、RAID 5で1台が故障したとき、残っているドライブ側にも不良セクタやビット腐敗が存在していると、リビルドに失敗する可能性があります。
1台の故障に対応できるはずの構成であっても、残存ドライブの完全性が崩れていれば、RAID全体が動作不能に陥ることがあるのです。
そこで登場するのが、RAID 6です。
RAID 6では、2種類のパリティ情報を分散して保持することで、最大2台までのドライブ故障に耐えられるように設計されています。
ここで重要なのは、「1台まで」と「2台まで」の差です。
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