復旧不定期日誌18, 7200.8と7200.9の違い

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7200.7 7200.8 7200.9といえばSeagate製HDDです。

7200.7は80GBから100GBプラッタを採用したシリーズ。
最高容量は200GB。

7200.8は133GBプラッタを業界初導入。
最高容量は400GBで、3プラッタ登場。

7200.9は160GBプラッタを採用したものです。
最高容量は500GB。

ただし、この160GBプラッタは1プラッタ製品(80GB及び160GB)のみ採用で、他の高容量は133GBプラッタです。

実際、160GBプラッタはシビアで、少しでもずれるとヘッド位置決めに再試行が必要となり、2プラッタ以上だと厳しいというのが理由なのかも。それでもプラッタが少なければコスト削減できるため、採用する価値は十分にあると。

そういたしますと、7200.8と7200.9の250GB、300GB、400GBは同じプラッタ(133GB)となりますので、どっちを購入したら良いか迷いますね。

7200.8は、動作音が高めで、7200.9は静かになっております。
7200.9からパラレルATAはデータ保存用で、多少速度犠牲でも静音です。

シリアルATAはメインで使うため、速度重視。
このような位置付けで調整されている可能性があり、これが唯一の異なる点です。

でも大差ではなく、何故か7200.8が安売りされていることも多く、7200.8で十分です。
(追:キャッシュが8MBと16MBで違いがあるのですが、その秘密は次回です)

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