[データ復旧成功事例] E315850 2M ZPMV2 256GB [東京都のお客様]

データ復旧サービス成功事例

ノートPCが立ち上がらなくなってしまいました。

お客さまよりお伝えいただいた症状

当方にて会社支給で使用しているノートPCが立ち上がらなくなってしまいました。状況は以下になります。

・PC内データをOne Driveにバックアップ開始し、PCを週末放置し、週明けに確認したところ固まっており、何もうけつけない為 電源ボタン長押しで電源を切り、再度起動したが立ち上がらなくなってしまいました。
・通常モードで起動してもWindowsマークのまま立ち上がらず。セーフモードで起動しても、dmdkmpfcl.sysをロード中に停止してしまいます。
・BIOS上のハードウェア診断ではSSDにエラーはなしでした。
・SSDを外付けUSBに接続しても読みこめませんでした。 WindowsでUSBアダプタに接続時に確認されたエラーは、”巡回冗長検査 CRCエラー”でした。
・ データ復元の可能性はありますでしょうか。 まずは費用が発生しないところまでの確認をお願いしたいです。

症状の断定

フラッシュメモリの劣化で読み出し速度が大幅に低下
採用技術:IUEC SORA-QAI FromHDDtoSSD AIデータ復旧システム

フラッシュメモリの劣化を確認いたしました。劣化するとランダム書き込み性能が急激に低下する性質から診断しております。

このような場合、一部のフラッシュメモリの動作が不安定となっておりますから、読み出し速度も急減しており、慎重に各データを読み出す作業で対応しております。

また、巡回冗長検査 CRCエラーも生じている点より、一部の書き込みにも失敗したことを示唆しております。これは、読み込みよりも書き込みの方が簡単な特性ゆえに、書き込みすらできない状態は、いよいよ認識不能に向かっていることを確認できるため、より慎重に対応していく必要があります。

このように、時系列からの状況判断は、データの復旧率向上を図る上で有用となります。

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