トランプ政権が量子コンピュータで動き出した瞬間、今までショアショアのみ(ECDSA)で誤魔化してきたにも関わらず……、急に「ハッシュ関数に対する量子脆弱性」を出してきました。
それでもグローバーという単語はまだ伏せていました。でもグローバーですよ。もちろん、D-WAVEによる量子アニーリングの可能性もありますが……、そっちなら、もっとやばいです。なぜなら、グローバーの量子ゲート方式と比較して実用化されている量子ビット数が多いためです。
でもね、量子マイニングの論文はD-WAVEを活用していたので、D-WAVEでもSHA-256を破ることが可能なのでしょう。そうでなければSHA-256Dを最小化問題に追い込むことはできません。
※ この最小化の作用によって hash < target を「瞬時」に探し出し、異常なペースでマイニングするのです。もはや古典コンピュータなど猫の手にすらなりません。量子マイニングのイントロダクションにも書いてある「マイニングから古典はすべて駆逐される」、その通りになります。
さて、ようやくこれでグローバーの議論も解禁になったと判断しました。
そこで本日、SHA-256(およびSHA-256D)刻印周辺の統計情報を公開します。
それでは、念のため再検証してきます。よろしくお願いいたします。
