量子時代:トランプ政権が動き始めました

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量子に対して、ちょっと距離を置いていた感じも漂っていました。
そして昨日、急に量子に向けて距離を縮め始めました。どうやら量子を戦略に加えるようですね。

それで、急に動き出した量子耐性です。
ちょっと前までショアショアでショアのみだったのですが、急にハッシュ関数も危ない(つまりグローバー)と、始まりました。トランプ大統領まで量子で動き始めたのでは、もう隠しきれないと悟ったのでしょうか。

SHA-256は、2500量子ビットの量子演算で、約5年で確率50%で破られる。
急に、こんなのを出してきました。
グローバーならNISQで済むので、案外、もっと早いとみております。

すでに何度もNoteで書いていますが、ショアはECDSAのみに対して、グローバーはハッシュ関数なので、ブロックチェーンの心臓部を多方面から破壊する可能性があります。
具体的には、ブロックハッシュ(鎖が壊れる)、メッセージ署名(取引内容の改ざん)、トランザクションID(取引内容の改ざん)、公開鍵(ラグ構造で秘密鍵を盗まれる)、マイニング(量子による51%攻撃多発)、とにかく、ざっと挙げてもこれだけあって、まだまだあります。ブロックチェーンはハッシュ関数の塊なので、どうしてもこうなってしまいます。

それでこのハッシュ関数交換……どうするのだろうか。
実際に、ながめてみても、どこから手を付けていいのか……、となってきます。
それでも、やるしかないのです。

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