耐量子暗号論的ハッシュ関数 SORA2

その他

量子グローバー対策済みの暗号論的ハッシュ関数 SORA2 を開発しました。
他のハッシュ関数の組み合わせではなく、純粋にオリジナルの構造で開発しております。
SORAがブロックチェーン本体、そこでSORA2は耐量子暗号論的ハッシュ関数です。
こちらは、Satoshi is SHA-256 (SS256)で扱っております。
SHA-256刻印から始まって……そこからSORA2まで一気でした。

そして、耐量子暗号論的ハッシュ関数とPQCを組み合わせることで量子耐性が完成します。
間に合いました。
もちろん、まずはtestnetで検証を重ねていくことになりますが……。
それでも、こちらはPQCとは大きく事情が異なり、候補や議論もなく……という状況でした。

SORA2-160:160ビット
SORA2-256:256ビット
SORA2-384:384ビット
SORA2-512:512ビット
SORA2-1024:1024ビット

SORA2は、量子コンピュータでは計算不能な構造なので、古典のみのハッシュ関数です。
量子グローバー、量子ウォーク、D-WAVEなどの脅威はなく、256ビットでも大丈夫です。
※ アドレス用に160ビットも対応可能です。これでも古典のみでは問題ないのです。
それでも、入れ替えるなら512ビットですよ。それさえ入れておけば……完璧です。

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