昨日起きてしまった一斉にブルースクリーンでパソコンやサーバが落ちてしまう現象。暗号通貨(暗号資産/仮想通貨)は大丈夫だろうか。ちょっと心配になりますよね。でも、何の問題もないと断言します。
理由は暗号通貨のサーバにWindowsが使えないからです。なお、動かないではなく、使えない、です。
暗号通貨のサーバをWindowsに任せた場合、秘密鍵の情報がスワップに書き出されてドライブ上に残ってしまうリスクがあるため、というのが理由です。サーバでは非常に多くのトランザクションを扱いますから、クライアント用ウォレットとは全然異なる環境下でのシビアな動作を求められます。それで、そのような現象が稀に発生してしまう可能性があって、それではWindowsを避ける結果につながります。
この現象についてはWindows 7 / 8 / 8.1時代の古いブロックチェーンコアのコメントに記載されていて、そこで知りました。それ以降、そのようなコメントはないのでこの問題をWindowsは直したのかもしれませんが、Windowsって……、既知のバグを放置したままサポート終了する場合も多く、本当に直ったかどうかは定かではありません。よって、避けられちゃいますね。