不良セクタが発生したSSDの再活用から始まるジャンク修理
スタートは、不良セクタが出たSSDの再活用からでした。 最近のジャンク市場では、このようなSSDやグラフィックボード(GPU)が主役になっています。
今のジャンク品はSSDとグラボが中心
昔は外付けCD-ROMやサウンドカード、拡張ボードなど周辺機器が豊富だったため、ジャンクの種類も多彩でした。 しかし最近は、ハードウェアの集約が進んだことで、SSDかグラボがほとんどという状況です。
CPUジャンクは「くじ引き」要素が強い
最近では、CPUもジャンクコーナーに並ぶことが増えてきました。 ただし、これは修理ではなく、もはや運試しです。
なぜなら、CPUの場合「動作しなければどうにもならない」からです。 中には殻割りに失敗した個体や、そもそも偽物(中身がないダイ)といった例も存在します。
また、マザーボードから全く反応がないCPUは、検証不能=修理以前の問題であることが多いです。 このような品は、知識や技術でカバーできる範囲を超えており、完全に「くじ引き」カテゴリと言えるでしょう。
再活用の入口としてのSSD
そう考えると、やはりSSDの再利用は最も現実的です。 不良セクタの位置や状態によっては、制限付きながらも十分再活用できるケースがあります。
そこから始めて、徐々にGPUやその他の再生も試みていく――それが、今のジャンク修理のリアルかもしれません。