[データ復旧成功事例] 復旧率95% Seagate製 1000GB ST1000DM001 2台 東京都[法人様]

データ復旧サービス成功事例

ヘッド系統の消耗(2台とも) ミラー設定=>ストライピングになるバグ

お客さまよりお伝えいただいた症状

NASのコンセントを挿し直した所、NASがEMモードになってしまいアクセスできなくなった。NASNAVIGATORでHDDの状態を確認し、HDDのアイコンは出てきたが、青丸!マークが表示された。 LS-WSXL-EM59Mと表示。BAFFALOのサポートセンターに連絡。EMモードという状態でファームウェアアップデートの指示を受けた。

バージョン1.7.1のアップデートを実施。ファームウェアの更新終了時に「失敗」と表示。BAFFAROよりファームウェアの更新に失敗した場合、修理対応でデータ保障なしとの事。よって、13:00頃から分解しデータの救出を試みたが復旧できず(23:00まで掛かった)。KNOPPIX、EX2FSDどちらもディスク認識もマウントできず。LINUX OS UBUNTU、DEBIANとUSB接続し認識を試みたが失敗。

症状の断定

ヘッド全体の機能低下
採用技術:ヘッドレストレーション&不良セクタ最適化技術(統計)
ヘッドの一部が消耗いたしまして、そのヘッドが担当するセクタ区間が読み出せなくなる物理障害を確認いたしました。また、この症状は突然のエラー訂正不能から発生いたしまして、読み出せなくなるセクタが急激に増加するため、急に各データが読み込めなくなる特徴がございます。

機能が低下いたしましたヘッドの回復処置を行い、全体をデータスキャンすることにより、綺麗に復旧できる事例です。さらに、ミラーではなくストライピングだった件は、お客様の設定ミスではなく、バグによるものと断定いたしております。なぜならば、このケースと全く同じ形でのご依頼が今でも相次いでいるためです。

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