■ 電源を改善いたしますと、パーツの寿命が延びます
パソコンのケースを購入すると、電源装置がおまけで付きます。
そこで、特に何も感じずに流用する方も多いと思います。
しかし、それら付属の電源は「動けばよい」程度の品質と伺っております。
表記通りの電力が得られている場合でも、その質によって接続先の負担が大きく変わります。
マザーボードのコンデンサが膨らむなどの影響であれば交換で済みますが、ドライブの破損となると話は変わってきます。
■ 電源を選ぶ
電源の選択、これが案外難しく、価格に関わらずハズレもそこそこ含まれております。
※ ハズレ商品に関しましては、下手すると先ほどのケース付属電源よりも品質が悪いのではないかと疑いたくもなります。
逆の例も存在し、ケース付属と同程度の価格帯でも問題なく安定運用できたものもございます。
どうしても電源に関しましては、比較的多く扱う機会がございます。
データ復旧を行う装置などには、安定性に定評のあるメーカさんを必ず採用しております。
サーバ系のマシンを利用するため、電源が2つありまして、万一ですが片方が故障しても継続できます。
ハズレ1:初期不良
最初の電源投入で爆音と共にファンの部分から煙が発生、その爆風の衝撃で電源ケースが変形。
※ 接続したマザーボードは故障せず助かりました。
※ 煙が少し出て、それから・・ドカンです。さすがに焦りました・・。
ハズレ2:冷却ファンの故障・焼き付き
パソコンの挙動がおかしくなりまして、原因を突き止めようと分解しましたが、何も分からず。
調子が良くなったので気にせず使用していましたが・・、また同じ症状に陥るというケースです。
電源が異常な温度に達している事に気が付き、ファンのモータ軸受が焼け、まともに動作していない点を突き止めました。
ハズレ3:ヒューズ切れ?
パソコンの電源が落ち、それから再始動できなくなった例です。純粋な電源故障です。
他にもあるのですが、あとは似たような壊れ方です。
電源は消耗品となっておりますが、寿命に対し各メーカで開きがあります、情報収集が一番重要と思います。