ファイルシステム別:簡単にですが、データ保護方法をめとめております。

ホームドライブ解析技術→バックアップの危険性→データの保護方法
データ保護の方法

1, 認識しないHDDの概要

データ復旧作業はリスクとの戦い

データ復旧ソフトウェア クラウド版

電子制御基板の故障、磁性体の乱れ(不良セクタ)、ヘッド系統の障害などがございまして、その要因を列挙いたします。
※ 実際には、複数の障害(2箇所以上同時等)が重なり合い、それらが認識できない状況を生み出しております。
※ 不良セクタの状態に関しましては、こちらに詳しくまとめております。

■ ハードディスク 故障要因
1:電子制御基板の故障
※ 認識不能、異音の発生、認識には至るが正常に読み出せない(書き出せない)、動作が暴走(回転数が規定以上に跳ね上がる)などが挙げられます。
2:プラッタの歪みによる読み取り不良(読み込み / 読み書き不能セクタ)
このような感じで故障いたします。データ復旧に最も手間のかかる物理障害となります。
3:ヘッド系統の損傷(変形)、またはヘッドの一部が損傷(大容量HDDに多い)
※ ヘッドクラッシュですね。修理はできません。(データ復旧は可能です)
4:ヘッドを退避位置に固定するストッパーが開放されない(1.8インチ / 2.5インチ型の一部)
※ 落下の衝撃でヘッド先端がプラッタへ飛び出さないようにするための機構なのですが、それが故障してロック解除できなくなった例です。
5:磁性体剥離による読み書き不能セクタ
※ 読み書き不能セクタとなります。こちらの方法で復活できる可能性がございます。
6:軸受異常(オイル減少)によるモータ焼け
※ モータ焼けに繋がる物理障害となります。修理はできません。(データ復旧は可能です)
7:ヘッドの位置ズレによる読み取り不良(読み書き不能セクタ)
※ こちらもヘッド系統の損傷となります。修理はできません。データ復旧に関しましてはこちらでイメージ化できる見込みが十分ございます。
8:ジャンパの設定ミス(PATA)、ケーブル接続ミス、接続不良(SATA)
※ よくありがちな設定ミスに該当いたします。認識しない場合は、最初に再確認を必要とする場所です。

※ 完全スキャン 転送レート検査
完全スキャン

※ プラッタ歪みによる影響を検知:このような場合は不良セクタがなくても交換を推薦します。
波打つグラフ

2, 認識しないSSDの概要

ジャンクのSSDに対する解析もかなり進んできております。
まとまり次第、更新していきたい考えです。また、その特性をソフトウェアに盛り込んでいきたい所存です。

■ SSD 故障要因
1, レギュレータの熱損傷
※ 電圧系統の故障となりますので、一発で動作不能に至ります。
2, ファームウェアのバグによるコンテナ破損
※ おそらくデータを並べる部分に対するバグで、処理不能となる場合です。この場合、別のエリアが割り当てられ、各データへはアクセス不能となります。
3, 制御チップの損傷
※ 制御チップの反応が得られなくなる障害となります。当然ながら、認識不能です。

ヘッドクラッシュ SSDの検査 バッファロー製SSDのデータ復旧 CSS

3, 壊れかけドライブ(不良セクタ発生ドライブ)の修理方法

■ 弊社の方で専用ソフトウェアの方を公開しております。
FromHDDtoSSD 不良セクタレストレーションを利用いたします。
※ [注意]:データ復旧とは目的が大きく異なります。このため、先にデータ復旧をお願いいたします。

  • 1, 破損したドライブを、パソコン本体から取り出します。
  • 2, 正常に動作しているパソコンへ接続いたします。
  • 3, 不良セクタレストレーションを準備いたします。
  • 4, 該当ドライブを確認、不良セクタレストレーションを実行いたします。
  • 5, 完了を待ち、はじめは異音が発生いたしますが、そのうち消えます。
  • 6, 5で問題がない場合、復活完了です。(下のグラフがオールグリーン)

不良セクタシミュレーション中

日立製1.8インチHDD 40GB
○ 軽微な不良セクタや、SSDの読み込み不能セクタに関しましては、修復できる見込みが十分にございます。

■ 各ファイルシステム&接続別に、データの保護方法例をご紹介

データ復旧の媒体より得られました解析結果より、HDD/SSD破損によるデータ損失から身を守る方法を考え、まとめてみました。

■ Windowsユーザ様向け

1, ファイル数が多い(容量の半分を超える)場合は、NTFSの運用をお勧めします。
リンクがテーブル方式のFATでは、その制御に不安な面が出てきます。
※ NTFSは機能的な面でも優れております。(FATとは構造自体が異なります)

2, 障害を起こす前であれば、定期的なチェックディスクは有効です。ただし、障害の発生後には実行しない。実行の結果、データを失う危険性がございます。

3, MyDocuments/デスクトップはデータ保存先としての活用を控え、ルート(第一階層)にフォルダを作成いたしまして、それを利用いたします。
※ Windows 2000/ XP/ 2003/ Vista/ 7/ 8/ 8.1 / 10に対応いたします。
※ 障害発生の場合、階層が深いほど読み込めなくなる可能性が高くなります

4, 必ず、正しくシャットダウンいたします。なぜならば、ファイルシステムを正常に閉じる作業が重要だからです。
※ 取り外しの際も、「安全な取り外し」を必ず実行いたします。この作業も、上記の「閉じる」作業が行われています。

5, 外付け機器の書き込みキャッシュを無効にする。
※ パフォーマンスは落ちますが、データ損失を効果的に防ぐ事ができます。

6, ミラーリングを運用している場合は、ミラー先HDDの全セクタが読み込めるかどうか定期的に調べます。
※ エラーが生じた場合は、迷いなく交換してください。

バックアップ

■ Macユーザ様向け

1, 不正終了した際は、すぐにDisk First Aidで修復します。
※ エラーが累積され、突発的にマウントしなくなるのを防ぎます。定期的な検査が重要となります。

2, デスクトップなどはデータ保存先に用いず、ルート(第一階層)にディレクトリを作成し、それを利用する。
できればパーティションを複数に分け、データ専用ドライブを運用するのが最善です。
※ 障害発生の際、階層の深い位置ほど読み込めなくなる可能性が高くなります。