5, 旧技術に関する考察 データ復旧技術の開発経緯

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Data_Scan&Salvation技術

5, 旧技術に関する考察

5a, 認識に至らないハードディスクの概要

磁性体の乱れ、ヘッド障害、不良セクタなどの多岐に渡る障害が考えられます。
※ その他、少数ですが電子制御基板の損傷もございます。
※ 不良セクタに関しましては、前々章 3, 不良セクタに関する考察をご参考ください。
※ モータ軸受の焼き付きによる物理障害など、回転部の焼き付きもありました。少し前のハードディスク(2004年~2012年頃)にて拝見しております。また、最近はみかけなくなりました。
※ 気圧の変化により、ドライブ内部に空気が入り込む(フィルター劣化により不純物が入り込む)ことによる故障もよくあります。 これは、ドライブにはその変化に対応するための空気の穴が設けられるためです。なお、ヘリウム充填タイプのシールドドライブは密閉されており、この影響は全くありません。

旧式 完全スキャン機能 転送レート検査
※ 全セクタを検査いたしますと、これは「確実」です。しかし、今後主流となる8.0TB, 10.0TBでは時間的な問題で厳しいです。 初回および定期的な検査なら問題ありませんが、日常的に確認する手段としては不適切です。

完全スキャン

旧式:プラッタ歪みによる影響を検知いたします。
※ プラッタ歪みによるビット腐敗(詳しくはこちら)が迫っており、不良セクタに至らなくても換装いたします。

波打つグラフ

旧式(研究段階)のS.M.A.R.T.コンセンサス
※ ロジックが「全探索方式」となっていたため、使い勝手が悪かったと思います。大変申し訳ございません。
Build:3400より新方式の「分散マイニング方式(本論述の主旨)」となります。マイニング1回分のCPUを拝借いたしますが、その対価として解析結果をお渡しいたします。

5b, 認識に至らないSSDの概要

分散されたフラッシュメモリの一部動作不能、ファームウェア障害、制御不能などの障害が考えられます。

■ SSD 故障要因についての詳細
1, レギュレータの損傷
2, ファームウェアのバグによるコンテナ破損
※ データを並べる部分に対するバグで、処理不能となる場合です。容量自体が少なくなり、その値が化けます。
3, フラッシュ制御チップの損傷
※ 制御チップの反応が得られなくなる障害となります。

ヘッドクラッシュ SSDの検査 バッファロー製SSDのデータ復旧 CSS

5c, データの保護方法(旧技術)に関する考察

旧技術による解析結果より、ドライブ破損によるデータ損失から身を守る方法を考え、まとめてみました。
※ 先の章(AI)で、AIの解析結果による考察を並べてみます。手作業よりも細かな視点から、しっかりまとまります。

5ca, Windowsの場合

1, ファイル数が多い(容量の半分を超える)場合は、NTFSの運用をお勧めします。
※ 断片化がテーブル方式のFAT,exFATでは、その制御に不安な面が出てきます。

2, 定期的なチェックディスクは有効です。
※ ただし、ドライブ障害の発生後には慎重にお願いいたします。
この機能はファイルシステムの修復が優先され、データではありません。

3, マイドキュメント/デスクトップに加え、ルート(第一階層)も活用する。
※ 万一の際、階層が深いと、復旧の結果が大きく分散する可能性が高くなります。

5cb, Macの場合

1, 不正終了した際は、Disk First Aidで修復します。
※ エラーが累積され、突発的にマウントしなくなるのを防ぎます。
※ このようなエラーへの対処として、定期的な実行が重要となります。

2,ドキュメント/デスクトップに加え、ルート(第一階層)も活用する。
※ 万一の際、階層が深いと、復旧の結果が大きく分散する可能性が高くなります。

5cc, Linuxの場合

1, ファイルシステムはXFSを利用します。
※ バックアップ前提となるため、あくまでの話となりますが、Ext系よりもXFSの方が助かる可能性が高いです。
Ext系は不良セクタに弱い感触がございます。一部の不良セクタで大きく崩れますと、他の要素から組み立てても、元に戻すのが難しくなっております。

2, RAIDを過信しない。
※ 定期的に各ドライブの検査を実施いたしまして、その機能を過信しない。
※ リビルドを実行されるい場合は、あくまでバックアップがあることを前提とします。

5d, 旧技術に関する考察

旧技術に関する作業方針を以下に列挙いたします。
※ 作業時間を考慮いたしますと、旧技術では、最大でも1.0TB程度(RAIDの場合は4.0TB程度)となります。
それでも、復旧量が小さく、ピンポイントによる取り出しが可能な場合は短縮できます。
AIによる復旧では、復旧量に応じて、適用技術の切り替えを自動的に実施しております。

5da, Data_Scan&Salvation
※ データスキャン作業を手作業で完結させていた頃の技術となります。容量が大きくなると、正直、厳しいです。

5db, Data_Platter&Investigation
※ プラッタ歪みを手作業で完結させていた頃の技術となります。今では、AI復旧が全自動で処理します。

5dc, Data_Array&Restoration
※ RAIDを手作業で完結させていた頃の技術となります。今では、AI復旧が自動解析で処理します。

本ページをご覧頂きました方は、以下のページから参照しております。[自動集計 Ver5.0]
■ 集計中.....