[2012-0213:更新]

プラッタの損傷に対応

※ 本ページの技術は、2003年〜2009年の頃に採用していた基本的なものです。
2010年〜2012年では、本技術をベースとしたDIRECTSCAN, 並列同時解析を開発し、高精度な復旧を可能にしております。

※ 新技術(2010年〜2011年)、DIRECTSCAN Ver2.0 / Ver3.0
※ 新技術(2011年〜2012年)、並列同時解析
・・・>>こちらより、新技術の内容に関するご紹介をいたしております。

難しい後案件からのデータ復旧

プラッタの損傷に対応

[プラッタの損傷] ハードディスクの損傷は「不良セクタ」や「ヘッドクラッシュ」だけではない! 歪みもございます。

交換できないプラッタの損傷に対応するデータスキャン作業となっております。
例といたしまして、異音の継続によりプラッタに傷が入り込んだ場合や、
歪みなどで転送レートが極端に低下している場合に有効です。
また、経年劣化による歪みなども、大きな要因となっております。
重要なデータの場合は、定期的な間隔(2年〜4年)で交換されることを強くお勧めいたします。

なお、この歪み度合いの検出に成功いたしました。
実は・・これがFromHDDtoSSDの指標「動作安定度」を算出するパラメタの一つになっております。
※ 注:あくまでもパラメタの一つです。これが全要因ではございません。
※ 係数を大きめに取っておりますので、他要素に比べ、その変動は大きめに出ます。(メーカや型番で数値を分けています)
※ [注]:SSDの場合、この係数は0となっております。SSDにプラッタ歪みは存在いたしませんので・・(^^;
※ 以下スクリーンショットは「完全スキャン」です。上記リンクよりフリーにてダウンロードいただけます。
見方は非常に簡単で、一直線になれば正常、乱れれば故障・交換推薦となります。
あとは不良セクタがなく、オールグリーンとなれば、そのハードディスクは正常と判断できます。

完全スキャン、2つの指標

[本技術ご依頼前に確認ください] 作業報告書に関しまして

「海外技術(世界中)を駆使して確実に復旧可能とオペレータに言われた」にも関わらず、
突然復旧不可となって返送され、ご相談頂いた例などが多数ございます。

一時期は聞かなくなりましてホッとしていたのですが、最近(2010-01〜04)になってまた増加傾向です。
また、作業報告書(技術的なもの)がないケースも多く見受けられます。
この場合、この続きを引き受けるにしても、非常に厳しい場合がございます。
(作業内容が不明なほど、難しいものはございません)
※ ハードディスクに生じた不可解な損傷(プラッタ指紋付着等)に関し、免責されることを条件に引き受けております。

1, プラッタを破壊された例です(世界中のあらゆる技術を試したが・・)
2, プラッタに指紋&ネジが潰されて返却された事例(これは非常に厳しく、復旧不能でした)

これだ 作業の内容を詳しく示したもの・・これは「作業報告書」と呼ばれています。
実施された作業の詳細が記されておりまして、作業を引き継ぐのに不可欠なものです。
実際の例は「作業報告書ダウンロード」より今すぐダウンロードいただけます。
※ サンプル用として管理番号:7777777をご用意いたしております。

[本技術適用範囲内] 状況により使い分けております

故障原因は複雑なのですが、3通りに仕切った場合、以下の通りとなります。
      
  1. ヘッドが破損した場合(ヘッドクラッシュ、衝撃による破損)
    ヘッド(先端部分)が自損した場合です。
    破損したヘッドがプラッタに傷を入れる可能性が存在しますが、
    内部のヘッドを交換し、スキャンを上手く切り替える事により、そのほとんどがデータ復旧可能な段階です。
    よって、本技術を利用せず、通常のデータ復旧技術で対応する事ができます。
    ※ 標準のData_Scan&Salvation 技術にて対応
    2010年2月以降はDIRECTSCAN Ver2.0 技術にて対応
  2. プラッタが破損した場合(歪み等、経年劣化が原因)
    プラッタ側に読み書きできない原因が生じます。
    この障害は、例え内部ヘッドを交換しても、壊れていない個所を交換する事になってしまいます。
    そのため破損状況は全く変わりません。
    また、プラッタにデータが存在しますので、これを交換する訳にはいきません。
    明らかに別の技術が必要となりまして、何でもヘッド交換すれば良いという訳ではございません。
    ※ 残念ながら、このような交換の必要性がない事例におきまして、
    事前の詳細な初期調査がなされずにヘッド交換されてしまった例を多数拝見しております。
    (ヘッドを交換されまして、状態が変わらないため「復旧不可」となって弊社に再依頼されるケースです)
    状態自体は変わらないため、データの方は問題ありません。
    しかし、ヘッド交換作業が無料ではない場合も多く、費用の点にて大きなデメリットとなります。
    (安くても60,000円〜)
    初期診断にてどの場所が壊れているのか、その「正しい判断」も復旧の内という事実を裏付けるものです。
    弊社にて、物理障害重度Bの症状がこのプラッタ側の破損に該当いたします。
    ※ Data_Platter&Investigation技術にて対応
    2010年2月以降はDIRECTSCAN Ver2.0 技術 + Data_Platter&Investigation技術にて対応
  3. プラッタが破損し、その影響でヘッドまで破損した場合(経年劣化が原因)
    プラッタの損傷個所にヘッドが衝突し、ヘッドも壊れてしまう症状です。
    ヘッドを交換した上、さらに別の技術が必要となる、難しい部類に属するデータ復旧となります。
    ※ クリーンルーム作業+Data_Platter&Investigation技術にて対応
    2010年2月以降はDIRECTSCAN Ver2.0 技術 + クリーンルーム + Data_Platter&Investigation技術にて対応

これだ 何でもヘッド交換すれば良い訳ではないという点にご着目ください。
状態は変わらずとも、費用のみ発生してしまいます。
ただ、弊社ではその発生分のうち、最大50%までは割引にて対応させていただきます。
(前の業者にてヘッド交換が60,000円だった場合、最大30,000円までは割引対象です)
※ 割引には、支払いを証明できる領収書が必要です。

データスキャン作業の「非連続」には(説明すると長くなるため簡素にまとめます)、大きく分けて2種類ございます。

※ 各グラフに関しましては、あくまでも参考例です。さすがにここまで綺麗には出ません。(^^;
特徴的な部分を結び、あとはそこに曲線の関数を入れております。
※ その実例をFromHDDtoSSDでスキャンした結果にラフな線を入れてご紹介いたします。以下、スクリーンショット参照。
※ 実際の復旧ではさらに高精度なスキャンを利用します。

波打つグラフ

           >>プラッタ傷に対するデータスキャン(連続と組み合わせて時間短縮を実現可能)
データスキャン作業(非連続)
           >>プラッタ歪み(それによるヘッドの異常を含む)に対するデータスキャン

先ほどの「1番」の例は通常の方法で問題なく復旧できますが、
「2番」と「3番」を復旧するには全くの力不足で、
プラッタ障害に対抗できる専用のスキャン(技術)が必要となります。
※ 本技術に関するスキャンは時間を相当必要とする点があります。
そのため、採算性が厳しい場合もありますが、きっちり最後までやらせていただきます。
進行状況確認にて、「8日以上」に該当される方は、こちらのスキャンを利用いたしております。

不良セクタ分布
図 A

各平行線に関して・・a:障害発生時、b:復旧可能となる限界、c:正常時
その他・・黒太線:不良セクタ(読み込み不能セクタ)

HDDの動作音は普段と変わらないのに、突然読めなくなった・・
バックアップを取ろうとしたら、データが読めない・・、等、
心当たりのありあそうな症状の大半は、不良セクタ急増が原因です。
非常にラフな図ですが、bでギリギリ頑張っていたものが、
aに突入した瞬間、一気にデータが読めなくなるという現象です。

デジタルデータは白黒はっきりしている怖い一面がございます。例えbの地点でも動作は正常です。
それが少しでも上に踏み入った瞬間に・・です。aの位置では不良セクタが限界まで増殖(太線部分)しておりますので、
もはやクリーンルーム作業(ヘッドの交換)を含む通常方法では復旧できません

そこで、図A内右側にあります下黒矢印を実現する作業を実施いたします。
※ aの位置からbへ戻す作業を実施いたします。
そして、「非連続スキャン」(2010年2月以降はDIRECTSCAN Ver2.0)で地道にスキャン作業を実施します。
お時間を要してしまうのは、慎重かつ、ゆっくり丁寧に実施いたしませんと、aの位置へ戻ってしまう為です。

その他の事例

不良セクタ分布2
図 B

各平行線に関して・・a:障害発生時、b:復旧可能の限界、c:正常時
その他・・黒太線:不良セクタ(読み書き不能セクタ)

読み書きの両方がエラーとなるセクタが広がってしまった例です。
こうような場合、復旧率に関しましては「お時間」とのご相談となります。
比較的早く、復旧率も確保できる位置を探し当て、
場所が定まったら「非連続スキャン」にてセクタを取得します。
この例ではbの位置で妥協し、復旧率は約8割となっております。

不良セクタ分布3
図 C

ヘッドクラッシュにて発生する「プラッタ傷」に対するデータスキャン
クリーンルーム作業を実施し、1回目の内部ヘッド交換を終えております。
各平行線に関して・・b:復旧可能の限界
その他・・赤太線:ヘッドが再度、クラッシュしてしまう区間
この区間だけは必ず先に予測し、除外する必要性がございます。

ヘッドクラッシュにより、プラッタに損傷を負った例です。
通常のデータスキャン作業にて、クラッシュによる傷が深い場合、
クリーンルーム作業で交換したヘッドでさえ、その区間(除外区間)にて、
すぐに破損してしまいます。これを2次破損と呼びます。
それを防ぐ為に色々な区間を設置し、
各区間単位でスキャンを実施いたします。
図Cの「除外」区間に必要なデータが一部存在した場合でも、
先に手を出す事はできません。

この除外区間の予測は、復旧率に多大な影響を及ぼします。
最初に復旧したデータが、入ってはならない除外区間内の場合、ヘッドが壊れて作業終了となります。
その他の良好区間にあるデータは、諦める形となってしまう可能性が飛躍的に高まります
その場合、再度のクリーンルーム作業(内部ヘッド交換)も考えられますが、
今回クラッシュしたヘッドが別の場所へ除外区間を生み出しますので、
回数を重ねるごと雪だるま式にプラッタが破壊され、データ復旧率が低下していきます。
クリーンルーム作業は1回、それでデータスキャン作業を正しく終えるのが理想となります。

※ なお、除外区間が少ない場合、このような地道な作業は省いても、運良くデータを回収できる場合もあります
しかしながら、「運良く」では「業者のデータ復旧作業」とは言えないと思います。

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データ復旧動画集

動画1

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クリーンルーム作業 その1を公開いたしました。破損個所の特定を終え、早速ですが修理に取りかかります。

動画2

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クリーンルーム作業 その2を公開いたしました。修理中です。

動画3

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クリーンルーム作業 その3を公開いたしました。

動画4

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クリーンルーム作業を終え、データスキャン作業へ移行する場面です。

動画5

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クリーンルーム内、データスキャン区域における作業中の動画を公開いたしました。僅かな状態変動も見過ごさない、5年間独自に改良し続けた高精度データスキャンで、お客さまの大事なデータを救います。
※本技術は故障予測にも応用いたしております。

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